ルーフに届かない時の洗車|車の屋根の洗い方と道具・手順

足場台に乗って車の屋根をモップで洗う後ろ姿と「ルーフの洗い方」の文字

当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。

洗車の時、車の屋根の真ん中まで手が届かなくて困ったことはありませんか。背伸びしても届かず、結局ルーフだけ汚れたまま、という方も多いはずです。

結論から言うと、ルーフの洗車は「車の高さを確かめる、届く道具を選ぶ、屋根から先に洗って先に拭く」の順で考えると、届かない悩みはかなり減ります。

この記事では、洗車でルーフに届かない時の道具の選び方と、安全に洗う手順を紹介していきますね。

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目次

洗車でルーフに届かないのはなぜ?屋根を洗う意味

先に結論

車の屋根は、車の高さと自分の身長の関係で、真ん中まで手が届かないことがよくあります。ただ、屋根は雨や鳥のフン、砂ぼこりを一番受ける場所なので、道具を工夫して洗っておきたいところです。

『屋根なんて、誰も見ないからいいか』と思いますよね。

でも、屋根の汚れは雨のたびに窓やボディへ流れてきます。ルーフを洗わずにボディだけ洗っても、次の雨でまた黒いスジが付いてしまうことも。

屋根に溜まりやすい汚れ放っておくと
砂ぼこり・黄砂・花粉雨で流れて窓やボディにスジが付く
鳥のフン・樹液乾いて固まり、落としにくくなる
水シミ日差しで乾いて白い跡が残る
落ち葉すき間や溝に溜まりやすい

黄砂や花粉の時期の屋根

屋根は、黄砂や花粉が一番積もりやすい場所でもあります。

気象庁によると、黄砂は春に多く観測されますが、どの季節にも観測されることがあります。スギ花粉は、環境省の資料では2〜4月頃に飛ぶとされています。

この時期は、屋根の粉を乾いたままこすると傷の原因になりやすいので、まずたっぷりの水で流してから洗いましょう。詳しくは黄砂・花粉が付いた車の洗車で紹介しています。

屋根は「上から洗う」の出発点

洗車は上から下へ洗うのが基本です。屋根を最後に洗うと、汚れた水がきれいにしたボディや窓へ流れてしまうんです。

だからこそ、ルーフに届く方法を決めておくと、洗車全体がスムーズになりますよ。洗う順番の考え方は洗車の順番で紹介しています。

車の高さで選ぶ、脚立・ロングブラシ・モップの組み合わせ

先に結論

背の低い車は柄の付いたスポンジやモップで届くことが多く、背の高い車は踏み台や足場台と組み合わせると楽になります。車の高さと、屋根の真ん中までの距離で道具を選びましょう。

洗車の屋根に届く道具は、モップやロングブラシ、脚立などいろいろありますよね。

どれを選ぶかは、車の高さで変わります。下の表を目安に考えてみてください。

車の高さの目安屋根の真ん中まで合う道具の組み合わせ
背の低い車(セダン・ハッチバックなど)少し手を伸ばせば届くことが多い柄の付いたスポンジ、短めのモップ
中くらいの車(SUVなど)真ん中は届きにくい柄の長いモップか、低めの踏み台
背の高い車(ミニバン・背の高いワゴンなど)地面からはほぼ届かない天板の広い足場台と、柄の長いモップ
ルーフキャリアやボックスを付けた車キャリアの周りが特に届きにくい足場台と、細めのロングブラシ
車の高さごとに、脚立・ロングブラシ・モップの組み合わせをまとめた図解

モップとロングブラシの違い

洗車の屋根用モップは、やわらかい房で広い面をなでるように洗えます。ロングブラシは、キャリアの周りなど細かい所に届きやすいのが特長です。

洗車モップ
  • 広い屋根を一度に洗いやすい
  • やわらかい房で塗装にやさしい
  • 砂を含んだまま使うと傷の原因になる
ロングブラシ
  • 細かい所やキャリアの周りに届く
  • 毛の硬さで当たりが変わる
  • 屋根全体を洗うには時間がかかる

モップの選び方は洗車モップの選び方で詳しく紹介しています。

ルーフ用スポンジのおすすめの選び方

洗車のルーフ用スポンジのおすすめを探す時は、柄の長さと、スポンジのやわらかさを見るのがポイントです。

ルーフ用の道具を選ぶ時のチェック
  • 自分の車の屋根の真ん中まで届く長さか
  • スポンジや房がやわらかく、砂が抜けやすいか
  • 柄の先が塗装に当たらない作りか
  • 使った後に洗って乾かしやすいか

ルーフの洗い方と拭き取りの手順

先に結論

ルーフは、水でたっぷり流してから、泡でなでるように洗い、すぐにすすいで拭き取ります。屋根から先に洗って先に拭くと、水シミが残りにくくなりますよ。

屋根は日差しを一番受ける場所なので、洗っている間に乾きやすいんです。

日陰で、屋根が熱くなっていない時に作業するのが基本です。夏は朝や夕方を選ぶと楽ですよ。

ルーフ洗車の手順
  1. 屋根全体に水をかけ、砂ぼこりを流す
  2. シャンプーの泡を付けたモップやスポンジで、前から後ろへなでるように洗う
  3. 泡が乾く前に、屋根からたっぷりの水ですすぐ
  4. 屋根から先に、吸水タオルで水を拭き取る
  5. 窓やボディへ流れた水を、上から順に拭いていく
ルーフ洗車を、水で流す・泡で洗う・すすぐ・屋根から拭き取る順でまとめた図解

ルーフの拭き取りのコツ

洗車でルーフの拭き取りが大変なのは、屋根の真ん中に手が届かないからですよね。

大きめの吸水タオルを屋根の上に広げて、端を持って手前に引くと、届かない真ん中の水も取りやすくなります。ブロワーで水を飛ばす方法もありますよ。

ルーフの水シミが気になる時

屋根は日差しで水がすぐ乾くので、水シミが残りやすい場所です。

洗う時は、屋根を半分ずつに分けて「洗う・すすぐ・拭く」を終わらせていくと、乾く前に拭き取りやすくなります。

それでも残ってしまった水シミは、早めに落とすほうが楽ですよ。水シミの落とし方は水垢の落とし方でまとめています。

屋根に手をつかない

よくある失敗

届かない所に手を伸ばそうとして、屋根に手をついて体を支えてしまうことがあります。屋根の板は薄い車もあり、手をついた所がへこむおそれも。体を支える時は、屋根ではなく足場台の手すりなどを使いましょう。

脚立や踏み台を安全に使うポイント

先に結論

NITE(製品評価技術基盤機構)は、洗車などで踏み台や足場台を使う時の転倒・転落事故に注意を呼びかけています。身を乗り出さない、昇降面を向いて昇り降りする、が基本です。

『ちょっとだけだから、背伸びすれば大丈夫』と思ってしまいがちですよね。

でも、NITEによると、作業中に身を乗り出してバランスを崩す事故や、踏み台を背にして降りる事故が目立っています。

脚立・踏み台を使う時のチェック
  • 身を乗り出す、つま先立ちなど無理な体勢で使わない
  • 昇降面を向いて昇り降りする
  • 開き止め金具をしっかりロックする
  • 安定した地面に置く
  • 屋外では滑りにくい靴を履く

NITEは、天板が広く安定性が高い「足場台」は、洗車や塗装などの長時間の作業に向いているとしています。

届かない時は、無理に手を伸ばすより、足場台を動かして位置を変えるのが安全ですよ。

作業の途中で上り下りが面倒に感じても、位置を変えるたびに一度降りるのが基本です。片づけの時も、脚立をたたんで日陰の平らな場所に置いておきましょう。

脚立の選び方は洗車用の脚立・踏み台の選び方で紹介しています。

暑い日の屋根の洗車

『屋根だけだから、すぐ終わる』と思って炎天下で始めてしまうこと、ありますよね。

夏の屋根の洗車は、照り返しも強く、体に負担がかかります。

環境省は、暑さ指数(WBGT)が28を超えると熱中症の患者が著しく増えるとしています。暑い日は無理をせず、朝や夕方の涼しい時間を選び、こまめに休みましょう。

ルーフ洗車の知恵袋でよくある相談

先に結論

洗車機とルーフキャリアの関係、屋根のへこみ、脚立の代わりになる物。この3つは、知恵袋でもよく読まれている相談です。

ここでは、ルーフの洗車について多く読まれている相談を要約して紹介しますね。

「ルーフキャリアが付いていると洗車機に入れない?」

最も多く読まれていたのが、ルーフキャリアやルーフレールが付いた車は洗車機に入れるのか、という相談です。

洗車機に入れられるかどうかは、洗車機の方式やお店によって違います。店の掲示や係の人の案内で確かめてから使いましょう。

詳しくはルーフキャリア付きの車は洗車機に入れる?で紹介しています。

「屋根がペコペコして、手をつくとへこみそうで怖い」

屋根やガラスなど手の届きにくい所を洗う時に、手をつくとへこませそうで怖い、という相談です。

その不安はもっともです。屋根に体重をかけず、柄の長い道具と足場台で届く高さまで上がるのが安心ですよ。

例えばこんなやり取りになります。

「屋根の真ん中、手をついたら届くんだけど…」

「へこむと困るから、足場台を反対側にも置いて、両側から洗おう」

「背の高い車に乗っている人は、毎回屋根も洗っている?」

背の高い車に乗っている人は、屋根まで毎回洗っているのか、という相談も多く読まれていました。

答えている人の中でも、毎回洗う人と、時々にする人に分かれていました。毎回が大変なら、普段は水で流すだけにして、汚れが目立ってきた日や時間のある日にしっかり洗う、という分け方も現実的ですよ。

「脚立以外で、ルーフに届く方法はない?」

脚立以外で、踏み台になるような物はないか、という相談もありました。

身近な物を台にすると、不安定で転ぶおそれがあります。踏み台や足場台として作られた物を使うか、柄の長いモップで地面から洗う方法を考えてみてください。

幌やサンルーフの手入れと、車の状態が気になってきた時

先に結論

幌(布やビニールの屋根)やサンルーフは、ボディの塗装とは素材が違います。使う物や洗い方は、取扱説明書や製品の説明で確かめましょう。

幌の洗車は、ボディと同じ感覚で強くこすると、素材を傷めることもあります。

やわらかいブラシやスポンジで、やさしく洗うのが基本です。車の幌のコーティングや撥水の物を使う時は、幌の素材に使えるかを製品の表示で確かめてくださいね。

サンルーフのコーティングのおすすめを探す時も、ガラスに使える物か、周りのゴムに付いた時の注意書きを見ておきましょう。

補足

洗車中にサンルーフの周りから水が入ってくるように見えた時は、自分で判断せず、販売店や整備工場で見てもらうのが安心です。

手入れの手間が負担になってきたら

屋根の洗車は、車が大きいほど手間がかかります。

ボディの傷や塗装の傷みも目立ってきた、手入れが負担になってきた、という時は、乗り続けるか考え直す方もいるはずです。

車を手放す時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをしておくと状態を見てもらいやすく、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなりますよ。

詳しくは車の査定前に洗車はするべき?で紹介しています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

洗車でルーフはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

保管場所や走り方で変わります。ボディを洗う時に、届く範囲だけでも屋根から先に洗っておくと、雨のスジが付きにくくなります。

洗車の屋根用モップは、ボディにも使えますか?

やわらかい房のモップなら、ボディにも使えることが多いです。砂を含んだまま使うと傷の原因になるので、こまめにすすぎましょう。

ルーフが届かない時は、洗車機に入れたほうがいいですか?

洗車機を使う方法もあります。ルーフキャリアなどが付いている時は、店の掲示や係の人の案内で、入れられるかを確かめてから使ってください。

屋根だけ簡易コーティングをしてもいいですか?

屋根は日差しや雨を一番受ける場所なので、屋根の手入れを楽にしたい方がコーティングを使うこともあります。使う時は、製品の説明書の使い方を守りましょう。

サンルーフのある車は、洗車で気をつけることはありますか?

高い水圧をサンルーフの周りのすき間に当て続けないようにしましょう。洗った後に水が入ってくるように見えた時は、販売店や整備工場で見てもらってください。

まとめ

この記事の要点
  • 屋根の汚れは雨で窓やボディに流れるので、届く方法を決めて洗っておく
  • 車の高さに合わせて、モップ・ロングブラシ・足場台を組み合わせる
  • ルーフは屋根から先に洗い、先に拭き取ると水シミが残りにくい
  • 屋根に手をついて体を支えない。足場台を動かして位置を変える
  • 脚立は身を乗り出さず、昇降面を向いて昇り降りし、金具をロックする
洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

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