洗車で窓ガラスを拭くコツ|内側・外側の拭きムラを残さない

乗用車の窓ガラスをクロスで拭いている手元

当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。

洗車のあと、窓ガラスに拭きムラや白いすじが残っていてがっかりした、という方も多いはずです。

結論から言うと、洗車の時のガラスは「外側はボディと一緒に洗って最後に拭き上げ」「内側は乾いた状態で別に拭く」と分けて考えるのがコツです。外と内で汚れの種類が違うので、拭き方も変えたほうがきれいに仕上がります。

ここでは、外側と内側の手順表と、拭きムラを残さないポイントを紹介しますね。

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目次

洗車で窓ガラスに拭きムラが残るのはなぜ?

先に結論

拭きムラの多くは、ガラスに残った水分や洗剤、油分が原因です。外側は水滴が乾いた跡、内側は手あかやくもりの油分が残りやすく、原因に合わせて拭き方を変えると減らせます。

『ちゃんと拭いたのに、日が当たるとムラが見える』ということ、ありますよね。

実は、ガラスの汚れは外側と内側で中身が違うんです。同じタオルで同じように拭いても、片方には合っていないことがあります。

場所主な汚れムラの原因になりやすいもの
外側砂ぼこり、水垢、油膜乾いた水滴の跡、洗剤の残り
内側手あか、くもり、ほこり油分の拭き残し、タオルの繊維
ドアガラスの上の端砂、水垢窓を下げた時に出る白いすじ

日差しの下で拭くとムラが出やすい

日差しが強い時にガラスを拭くと、拭いている途中で水分や洗剤が乾いてしまい、ムラになりやすいです。洗車は日陰や、日差しのやわらかい時間に行うのがおすすめです。

外側と内側で分ける窓ガラスの拭き方の手順表

先に結論

外側は「洗う、すすぐ、拭き上げる」、内側は「ほこりを払う、拭く、乾拭きで仕上げる」の流れです。外側から先に終わらせ、最後に内側を拭くと、拭き残しに気づきやすくなります。

洗車のガラスは、外側と内側でやることを分けておくと迷いません。手順を表にまとめました。

窓ガラスの外側と内側の拭き方を並べた手順の図解
順番外側内側
1ボディと一緒に上から洗う乾いたクロスでほこりを払う
2泡が乾く前にすすぐ濡らして固く絞ったクロスで拭く
3ボディより先に水気を拭き上げる汚れが強い所はガラス用クリーナーを使う
4窓を少し下げ、上の端を拭く乾いたクロスで仕上げ拭きをする
5日の当たる向きでムラを確かめる外から見て、ムラが無いか確かめる

外側の拭き上げのコツ

外側は、すすいだあと水滴が乾く前に拭き上げるのが大事なところです。ガラスはムラが目立ちやすいので、ボディより先に拭いておくと安心です。

拭く時は、縦なら縦、横なら横と、一方向にそろえて動かすとムラが残りにくいですよ。

例えば、外側は縦、内側は横と向きを決めておくと、残ったすじが外か内かすぐに見分けられます。ちょっとした工夫ですが、仕上げ直しの手間が減りますよ。

内側の拭き方のコツ

『内側は外より汚れていないはず』と思いがちですよね。でも、手で触れたり息がかかったりするぶん、内側のほうがくもりの原因が多いこともあるんです。

内側は、手あかやくもりの油分が原因のことが多いです。水拭きだけで落ちない時は、ガラス用のクリーナーを使う方法もあります。

クリーナーはガラスに直接吹きかけず、クロスに含ませてから拭くと、内装に飛び散りにくくなります。使い方と注意書きは製品の説明書を確かめてください。

内側をきれいにする流れ
  1. 乾いたクロスで、ほこりを軽く払う
  2. 濡らして固く絞ったクロスで全体を拭く
  3. 汚れが残る所だけ、クロスにクリーナーを含ませて拭く
  4. 乾いたクロスで、一方向に仕上げ拭きをする
  5. 車の外から、ムラが残っていないか確かめる

クロスの選び方と使い分け

ガラスの仕上がりは、使うクロスでも変わってきます。

用途向くクロス気をつけたいこと
外側の拭き上げ吸水性の高いクロス砂が付いたまま使わない
内側の水拭き固く絞れる薄手のクロス濡らしすぎない
仕上げの乾拭き毛羽が残りにくいクロスワックスの付いた物を使わない

ボディ用とガラス用を分けておくと、ワックスやコーティングの成分がガラスに移らず、ムラを防ぎやすくなります。拭き上げ用のタオルの選び方は洗車タオルの選び方も参考にしてみてください。

油膜が気になる時

雨の日にフロントガラスがギラついて見える時は、油膜が付いていることがあります。ふつうの拭き方では落ちにくいので、油膜取り用のクリーナーを使う方法があります。

油膜取りの手順は油膜取りのやり方でまとめています。

窓を下げた時の白いすじを防ぐには

先に結論

ドアガラスの上の端は、窓を閉めている間は見えないので、拭き残しが出やすい場所です。洗車の最後に窓を少し下げ、上の端の水気や汚れを拭いておくと、白いすじが残りにくくなります。

『洗車のあとに窓を開けたら、白いすじが出てきた』という声はよく聞きますよね。

これは、ゴムのすき間に残った水や汚れが、窓の上げ下げでガラスに付いてしまうことが原因の一つです。

ドアガラスの上の端を拭いて窓の白いすじを防ぐ流れの図解
白いすじを防ぐチェック
  • 窓を少し下げて、ガラスの上の端を拭く
  • ゴムのすき間の水気を、タオルで軽く押さえて取る
  • 窓を上げてから、もう一度外側を拭き上げる
  • 拭き上げのあと、しばらく窓を動かさない

ドアの内側やすき間の汚れの落とし方はドアの内側・すき間の汚れの落とし方でまとめています。

ガラス用クリーナーや撥水剤を使う時の注意

先に結論

ガラス用のクリーナーや撥水剤は、製品の説明書の使い方と注意書きを守るのが前提です。塗装や樹脂の部分に付いたら、すぐに拭き取ることも大事です。

国民生活センターの相談事例には、ガラス用はっ水剤の液が垂れて、その部分の塗装がはげたという相談をテストしたものがあります。

テストでは、すぐに拭き取った場合と、拭かずに24時間置いた場合は、塗装への影響は認められませんでした。一方で、液を染み込ませた紙を貼って屋外に72時間置いた場合は、一部で塗装の膨張や剥がれが見られています。

気をつけたいこと

この件を受けて、商品には「特にリアガラスなど、はめ込みガラスは下部に流れやすいので注意すること」という注意表示が加わりました。撥水剤が塗装に付いたら、すぐに拭き取り、水で洗い流すようにしておきましょう。

撥水やコーティングをするなら

窓全体を撥水にしたい時の手順は、車のガラス撥水で詳しく紹介しています。

窓に貼る・塗る物と車検の関係

前面ガラスと運転席・助手席の横のガラスは、運転者が交通状況を確かめるのに必要な範囲で、光を一定以上通すことが保安基準で決められています。撥水剤やコーティングを名指しした決まりは確認できていませんが、塗った状態でも透明であることが条件です。

着色したフィルムを貼る時などは、この基準に合うかをお店で確かめておくと安心です。

季節ごとのガラスの手入れ

ガラスの汚れ方は、季節によっても変わります。時期に合わせて手入れのしかたを少し変えてみてください。

季節気になりやすいこと手入れの目安
春花粉や砂ぼこり先に水で流してから拭く
夏日差しで水滴がすぐ乾く日陰で洗い、早めに拭き上げる
秋落ち葉や虫の汚れワイパーまわりのごみも取る
冬凍結やくもり撥水剤である程度凍結を防げる。凍ったら溶かしてから運転

黄砂は春に多いものの、どの季節にも観測されています。砂っぽさを感じたら、乾いたまま拭かずに、先に水で流すのが傷を防ぐコツです。

冬は、国土交通省の資料でも、ウインドウの凍結は撥水剤の塗布である程度防げること、凍ったガラスはしっかり溶かしてから運転することが案内されています。

洗車とガラスについての知恵袋によくある相談

先に結論

知恵袋では「洗車できない日にフロントガラスだけきれいにしたい」「洗車後に窓を開けたら白いすじが残る」「ガラスだけ専用のクリーナーで拭くべきか」という相談がよく読まれています。

ここでは、洗車の時のガラスについて多く読まれている相談を要約して紹介します。商品の名前などは伏せています。

「洗車はできないけど、フロントガラスだけきれいにしたい」

とても多く読まれている相談です。忙しい時や、洗車できる場所が無い時、ありますよね。

その場合は、濡らして固く絞ったクロスで外側を拭き、乾いたクロスで仕上げるだけでも見え方が変わります。砂ぼこりが多い時は、先に水で流してから拭くと、ガラスに傷をつけにくくなります。

ワイパーの空拭きは、ガラスを傷つけるので避けるよう国土交通省も案内しています。ウォッシャ液を出してからワイパーを動かすようにしましょう。

「洗車のあとに窓を開けると、白いすじが残る」

窓を下げた時に、ガラスに水と汚れのすじが付いてしまうという相談です。

先ほど紹介したとおり、窓を少し下げて上の端を拭いておくと減らせます。

「窓、最後に開けて拭いた?」

「そうか、上の端は閉めたままだと見えないもんね」

こんなふうに、洗車の最後のひと手間にしておくと忘れにくいですよ。

「シャンプーで洗ったあと、ガラスだけ専用のクリーナーで拭くべき?」

ボディと同じシャンプーで洗ったあと、ガラスだけ別に拭いたほうがいいかという相談です。

外側は、すすぎと拭き上げをていねいにすればシャンプーだけでも十分なことが多いです。ムラや油膜が気になる時だけ、ガラス用のクリーナーを足す、という考え方で大丈夫ですよ。

相談答えのポイント
洗車できない日にガラスだけ絞ったクロスで拭いて乾拭き。空拭きのワイパーは避ける
窓を下げると白いすじ窓を少し下げて上の端を拭く
ガラスだけ専用クリーナー?ムラや油膜が気になる時だけ足す

手入れが負担になってきた時の考え方

先に結論

窓ガラスの拭きムラは、手入れの順番を変えるだけで減らせることが多いです。それでも手入れが負担に感じる時は、お店の洗車を使う、車の持ち方を見直すなどの選択肢もあります。

車内の掃除と一緒にガラスの内側を拭くと、手間をまとめられます。車内の掃除の手順は車内清掃のやり方で紹介しています。

ガラスにひびや欠けが見つかった時は、拭き掃除では直せません。車検の審査の決まりでも、ひびが確認できるガラスは機能を損なうおそれのある損傷として扱われるので、早めにお店で見てもらってください。

手入れの見直しを考えるサイン
  • 拭いても取れない水シミやくもりが増えてきた
  • ガラスのひびや欠けが気になる
  • ボディの傷や色あせも目立ってきた
  • 洗車にかける時間が取れなくなった

手入れを続けても傷や塗装の傷みが目立ってきた、手間や費用が負担になってきた。そんな時は、今の車を手放すことも選択肢になります。

その時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをしておくと状態を見てもらいやすく、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなりますよ。

査定前にきれいにしておく所は車の査定前に洗車はするべき?でまとめています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

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よくある質問

洗車の時、ガラスはボディより先に拭くべきですか?

ガラスは水滴の跡が目立ちやすいので、すすいだあと早めに拭き上げておくと安心です。順番に決まりはないので、乾く前に拭けるようにしておきましょう。

窓ガラスの内側がすぐにくもるのはなぜですか?

内側の手あかや油分が残っていると、くもりやすく感じることがあります。濡らして絞ったクロスで拭いたあと、乾いたクロスで仕上げてみてください。

ガラス用クリーナーはボディに付いても大丈夫ですか?

製品によって違います。説明書の注意書きを確かめ、ガラス以外に付いた時はすぐに拭き取っておきましょう。

洗車の時、ガラスを洗うのに専用の洗剤は必要ですか?

外側はボディと同じカーシャンプーで洗い、ていねいにすすいで拭き上げれば十分なことが多いです。油膜やムラが気になる時だけ、ガラス用のクリーナーを足してみてください。

拭き上げに使うクロスはボディと同じでいいですか?

ガラス用は分けておくと、ワックスやコーティングの成分がガラスに移りにくくなり、ムラを防ぎやすくなります。

まとめ

この記事の要点
  • 窓ガラスの汚れは外側と内側で中身が違う
  • 外側は洗って早めに拭き上げ、内側は乾いた状態で別に拭く
  • 窓を少し下げて上の端を拭くと、白いすじを防げる
  • クリーナーや撥水剤は説明書を守り、塗装に付いたらすぐ拭き取る
  • 手入れが負担なら、お店の洗車や車の持ち方の見直しも考える
洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

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