洗車タオルの選び方|拭き上げ用・大判・マイクロファイバー

濡れたボンネットに大判の洗車タオルを広げて水を吸わせている手元と、洗車タオルの選び方の記事タイトル

当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。

洗車のあと、タオルで拭いても拭いても水が残ったり、窓に拭きムラが出たりして『タオルが悪いのかな』と思ったことはありませんか。

結論から言うと、洗車タオルは「何に使うか」で分けて選ぶのがいちばんの近道です。ボディの拭き上げには吸水しやすい大判、窓には毛羽の残りにくいクロス、内装やホイールには別のタオル、と役割を決めておくと仕上がりが安定しますよ。

この記事では、用途ごとの使い分けと、素材の違い、使ったタオルの洗い方を紹介しますね。

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目次

洗車タオルは用途で分けると失敗しにくい

先に結論

1枚のタオルで全部を拭こうとすると、汚れや水が移って仕上がりが落ちます。拭き上げ用・ガラス用・仕上げ用・内装用・ホイール用の5つに分けて考えると、どんなタオルが何枚いるかが見えてきます。

『タオルなんて、どれも同じじゃないの?』と思いますよね。

実は、ボディの水を吸うのに向いたタオルと、窓を仕上げるのに向いたタオルは、求められることが違うんです。

用途求められること向いているタオルひと言
ボディの拭き上げたくさんの水を吸う大判の吸水タオル、セーム革広い面を押さえて吸わせる
すき間・ドアの内側小回りがきく小さめのマイクロファイバークロス汚れやすいので拭き上げ用と分ける
窓ガラス毛羽や拭き跡が残りにくい毛足の短いクロス乾いた面で仕上げる
ワックスやコーティングの仕上げやわらかく、ムラを拭き取れる毛足のやわらかいクロス製品の説明書の拭き取り方に合わせる
内装汚れを取りやすい内装用のクロス外装用とは分ける
ホイール・足元汚れても気にならない古いタオルやウエスボディには使わない
洗車タオルを拭き上げ用・すき間用・ガラス用・仕上げ用・内装用・ホイール用に分けた使い分けの図解

色で分けると取り違えない

用途ごとに分けても、洗濯したあとにまざってしまうことがありますよね。

タオルの色を用途ごとに決めておくと、取り違えにくくなります。例えば、ボディは青、窓は白、ホイールは黒、というように決めておくイメージです。

ホイールや足元を拭いたタオルには、砂や鉄粉がまじっていることがあります。それをボディに使うと傷の原因になりやすいので、色分けは傷を減らす意味でも役立ちますよ。

最初にそろえる枚数の考え方

『何枚あればいい?』と迷う方も多いはずです。

車の大きさや、一度にどこまで拭くかで変わるので、決まった枚数はありません。

まずはボディの拭き上げ用、すき間用、窓用の3種類をそろえ、足りないと感じた所から足していくと、むだなくそろえられます。

洗車タオルの素材の違い:マイクロファイバー・セーム革・綿・ウエス

先に結論

いま洗車タオルの中心になっているのはマイクロファイバーです。セーム革は水を吸いやすく、綿タオルは手に入りやすいのが持ち味です。ウエスはボディ以外に回すと使いやすいです。

素材の名前がいろいろあって、何が違うのか分かりにくいですよね。

ここでは、よく見る素材の特徴をまとめました。

素材特徴向く用途気をつけたいこと
マイクロファイバー細い繊維で、水や汚れをからめ取りやすい拭き上げ、すき間、窓、仕上げ繊維に砂やごみが残ると傷の原因に
セーム革・合成セームしぼると吸水が戻り、水をよく吸うボディの拭き上げ保管の仕方は製品の表示に従う
綿タオル手に入りやすく、洗いやすい拭き上げ、足元毛羽が残ることがある
ウエス(古布)使い捨てしやすいホイール、足元、汚れの強い所ボディや窓には使わない

洗車のマイクロファイバークロスの見方

マイクロファイバーのタオルやクロスは、毛足の長さや厚みで向く用途が変わります。

毛足が長くふっくらした物は、ボディの拭き上げや仕上げに向いています。毛足が短く薄い物は、窓の仕上げに使いやすいです。

『洗車のマイクロファイバーでおすすめはどれ?』と聞かれたら、まず用途を決めて、その用途に合う毛足と大きさを選ぶのがコツです。

マイクロファイバータオルの織り方の違い

同じマイクロファイバータオルでも、表面の作りはいろいろです。

見た目の違いが分かると、売り場で迷いにくくなりますよ。

表面の作り見た目向く用途
毛足が長いタイプふっくらして厚みがあるボディの拭き上げ、仕上げ
毛足が短いタイプ薄くてなめらか窓ガラス、鏡の仕上げ
凹凸のある織り表面にでこぼこがある水をためこみやすく拭き上げに
ループ状の織り小さな輪が並んでいる吸水しやすく、広い面に
両面で作りが違うタイプ表と裏で手ざわりが違う拭き上げと仕上げを1枚で

どれがいちばん、というより、自分の使い方に合うかで選ぶのがコツです。

『全部そろえないとだめ?』と思う方もいますよね。最初は拭き上げ用と窓用の2種類があれば十分です。

用途ごとに分けた時の流れ

用途ごとにタオルを分けると、拭き上げの流れもすっきりします。

順番使うタオルやること
1大判の吸水タオル屋根・ボンネット・ドアの広い面の水を吸う
2小さめのクロスミラーの付け根やドアのすき間の水を吸う
3窓用のクロス窓の内側と外側を仕上げる
4足元用のウエスホイールとタイヤまわりの水を拭く

足元を最後にすると、汚れたタオルでボディに触れずに済みます。

セーム革で洗車する時のポイント

セーム革は、水をよく吸ってくれる昔からの拭き上げ道具です。

天然の革のほかに、合成のセームもあります。しぼると吸水が戻るので、広い面を何度も拭く時に便利ですよ。

一方で、保管の仕方は製品によって違います。湿らせたまましまう物もあれば、よく乾かしてからしまう物もあるので、製品の表示を確かめておきましょう。

綿タオルとウエスの使いどころ

家にある綿タオルでも、拭き上げはできます。

ただ、毛羽が残りやすいこともあるので、窓や仕上げには向かないことがあります。古くなった綿タオルはウエスとして、ホイールや足元に回すのがおすすめです。

大判タオルと小さめのクロスの選び方

先に結論

洗車タオルの大判は、広い面の水を一気に吸えるのが強みです。すき間や細かい所は小さめのクロスに任せて、2つを組み合わせると拭き上げが早く終わります。

『大判タオルがあれば、それだけで済む?』と気になりますよね。

大判だけで全部を拭こうとすると、すき間やミラーまわりが拭きにくくなることもあるんです。

洗車の大判タオルが得意なこと
  • 屋根やボンネットなど広い面を押さえて吸わせる
  • 拭く回数が減り、ボディに触れる回数も減らせる
  • 水が多い時でも途中でしぼる回数が少なくて済む
大判タオルが苦手なこと
  • ミラーの付け根やドアの内側などのすき間
  • 重くなると扱いにくく、地面に落としやすい
  • 乾くまでに時間がかかる

車の大きさで選ぶ目安

車の様子大判タオル小さめのクロス
軽やコンパクトな車少なめでも足りやすいすき間用に数枚
ミニバンやSUVなど背の高い車屋根用にあると楽すき間用に多めに
すき間やパーツの多い車広い面だけに使うすき間用を多めに
濃い色の車拭き跡が目立ちやすいので、やわらかい物を仕上げ用を別に

濃い色の車は、拭き跡や細かい傷が目立ちやすいですよね。仕上げ用のやわらかいクロスを一枚分けておくと安心です。

拭き上げのコツ

タオルの性能だけでなく、拭き方でも仕上がりは変わります。

大判タオルでの拭き上げ
  1. 屋根から順に、タオルを広げてボディに置く
  2. 手のひらで軽く押さえて水を吸わせる
  3. タオルを持ち上げて、次の面に移る
  4. すき間やミラーは小さめのクロスで吸わせる
  5. 最後に窓をガラス用のクロスで仕上げる

ゴシゴシこするより、置いて押さえるほうが、ボディに触れる回数が減ります。拭き上げのコツは洗車の拭き上げのやり方でもくわしく紹介しています。

すき間の水がどうしても残る時は、風で飛ばすブロワーを組み合わせる方法もあります。選び方は洗車用ブロワーの選び方で紹介しています。

季節で変わるタオルの使い方

季節によって、拭き上げで困ることも変わりますよね。

季節困りやすいことタオルの使い方のコツ
夏水がすぐ乾いて、シミになりやすい一度に洗う範囲を小さくし、洗ったらすぐ拭く
冬手が冷たく、すき間の水が残りやすいすき間用のクロスを多めに用意する
春黄砂や花粉がタオルに付きやすい地面に置かず、使う分だけ袋から出す
梅雨タオルが乾きにくい替えを多めに用意し、風通しのよい所で干す

夏の拭き上げは、日差しの強い時間を避けて日陰で行うと、水が乾く前に拭き取りやすくなります。暑い日は、こまめに休みながら進めてみてください。

洗車タオルのおすすめを選ぶ時に見るポイント

先に結論

洗車タオルのおすすめは、車や使い方によって変わります。商品名よりも「吸水」「やわらかさ」「縁の作り」「洗いやすさ」の4つを見て選ぶと、自分に合う物が見つかりやすいです。

『おすすめを聞いても、人によって言うことが違う』と感じたことがある方もいますよね。

それは、車の色や大きさ、洗う場所で、合うタオルが変わるからなんです。

洗車タオルを選ぶ時のチェック
  • 用途(拭き上げ・すき間・窓・仕上げ)が決まっているか
  • ボディに触れる面がやわらかいか
  • 縁の縫い目が硬すぎないか
  • 自分の車の広い面を押さえられる大きさか
  • 洗濯の方法が表示されているか
  • 初めて使う前に洗うよう表示されていないか

新品のタオルが水を吸わない時

『買ったばかりのタオルが、水を弾いて全然吸わない』という声もあります。

新品のタオルは、製品によっては使う前に一度洗うよう表示されていることがあります。表示を確かめて、その方法で洗ってから使ってみてください。

それでも吸いにくい時は、そのタオルが拭き上げ用ではなく、仕上げ用など別の用途向けなのかもしれません。

お店で選ぶ時・ネットで選ぶ時

お店で選ぶと、手ざわりや厚みを実際に確かめられます。

ネットで選ぶ時は、大きさ、素材、毛足の長さ、洗濯の方法の表示をよく読んでおきましょう。

洗車用品全体のそろえ方は洗車道具・用品のそろえ方で紹介しています。

洗車で使ったタオルの洗い方と、洗う道具との分け方

先に結論

使ったタオルは、砂やワックスが残ったまましまわず、その日のうちに洗って乾かすのが基本です。洗剤や洗い方は、タオルの表示に合わせましょう。

洗車が終わると、タオルを洗うのが面倒になりますよね。

ただ、砂が残ったタオルを次の洗車で使うと、ボディに細かい傷を付ける原因になることもあるんです。

洗車タオルの洗い方
  1. 水を張ったバケツの中で、タオルをもみ洗いして砂を出す
  2. ホイール用や内装用は、ボディ用と分けて洗う
  3. 洗剤はタオルの表示に合わせて選び、使う量も表示どおりにする
  4. よくすすいで、洗剤が残らないようにする
  5. 形を整えて、日陰で乾かす
使った洗車タオルを砂を出してから分けて洗い、すすいで日陰で乾かす手順の図解

洗濯機で洗ってもいい?

『洗濯機に入れて、脱水までしても大丈夫?』と気になる方も多いはずです。

洗濯機で洗えるか、脱水してよいかは、タオルごとに表示が違います。洗濯表示や製品の説明を確かめてから洗いましょう。

ワックスやコーティング剤を拭き取ったタオルは、ほかの洗濯物と分けて洗うと安心です。柔軟剤を使ってよいかも、製品の表示を見ておきましょう。

替えどきのサイン

洗車タオルは、使ったり洗ったりするうちに少しずつ傷んでいきます。

サイン考えられることどうする?
水を吸いにくくなった繊維が傷んだり、汚れが残っていたりする洗い直して変わらなければ替える
手ざわりが硬くなった繊維がつぶれているボディ用から足元用に回す
砂が取れない繊維の奥に入りこんでいるボディには使わない
縁がほつれてきた縫い目が傷んでいる窓や仕上げには使わない

ボディ用として使えなくなったタオルも、ホイールや足元用のウエスとしてもう少し活躍できます。

マイクロファイバーで洗うのはあり?

洗う道具と拭く道具

マイクロファイバーのクロスで洗車する人もいますが、拭き上げ用のタオルと洗う用の道具は分けておくのが基本です。洗う時は、たっぷりの泡と水を使い、砂をかみこまないようにしましょう。

『マイクロファイバーで洗うと、傷が付きにくいって本当?』と気になりますよね。

マイクロファイバーは汚れをからめ取りやすい素材です。ただ、からめ取った砂がそのまま繊維に残ると、ボディをこすってしまうこともあるんです。

洗う用と拭く用を分ける理由

洗う用の道具には、ボディの砂や汚れが付きます。

それを拭き上げに使うと、せっかく洗ったボディに汚れを戻すことになります。洗う用は洗う用、拭く用は拭く用と、役割を分けておきましょう。

洗う道具の選び方は洗車スポンジの選び方で紹介しています。

よくある失敗
  • 地面に落としたタオルを、そのままボディに使う
  • ホイールを拭いたタオルで、ボディを拭く
  • 乾いたボディをから拭きする
  • 洗車のあと、濡れたタオルを丸めたまま放っておく

洗車場で使う時の持ち物

セルフ洗車場で拭き上げをする時は、タオルを多めに持っていくと安心です。

地面に落とした時の替えがあると、そのまま使わずに済みます。きれいなタオルと使ったタオルを入れる袋を分けておくと、帰ってからの洗濯も楽ですよ。

「タオル、もう一枚ある?」
「あるよ。落としたほうは足元用の袋に入れておくね」

こんなふうに、きれいな物と使った物を分けておくと、取り違えずに済みます。

よくある相談:洗車タオルで迷う声

ここでは、ネットの相談サイトに寄せられている洗車タオルにまつわる声から、よく見られるものを要約して紹介します。

相談1 洗車で使ったタオル、みんなどう洗っている?

洗剤の付いたタオルは手洗いですぐきれいになるけれど、ほかの人はどう洗っているのか、という相談です。

回答のポイント

バケツでもみ洗いして砂を出し、ボディ用と足元用を分けて、タオルの表示に合わせた洗剤で洗う流れがおすすめです。よくすすいで、日陰で乾かしておきましょう。

相談2 買ったタオルが水を吸わない

拭き上げ用に買ったタオルが、水を吸うどころか少し弾いてしまう、という相談です。

『せっかく買ったのに…』とがっかりしますよね。

製品によっては、使う前に一度洗うよう表示されていることがあります。表示を確かめて洗ってみて、それでも吸わない時は、用途が拭き上げ向けかどうかも見てみてください。

相談3 高いタオルに手が出ない。大きめで吸水するタオルは?

吸水力の高い大判タオルが気になるけれど、値段の高い物には手が出ない、という相談です。

値段だけでは使いやすさは決まりません。大きさ・やわらかさ・洗いやすさの3つを見て、自分の車の広い面を押さえられる物を選んでみてください。すき間用は小さめのクロスにすると、大判は少なくて済みますよ。

手入れが負担になってきたら

タオルを使い分けて丁寧に拭き上げていても、傷や塗装の傷みが目立ってきた、という方もいますよね。

手入れの手間や費用が負担になってきた、買い替えを考え始めた、という時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをしておくと状態を見てもらいやすく、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすいです。くわしくは車の査定前に洗車はするべき?で紹介しています。

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『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

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よくある質問

洗車タオルとふつうのバスタオルは何が違いますか?

バスタオルでも拭き上げはできますが、毛羽が残ったり、重くなって扱いにくかったりすることがあります。洗車用のタオルは、ボディに触れる面のやわらかさや吸水のしやすさを考えて作られている物が多いです。

洗車クロスとタオルはどう使い分けますか?

広い面の水を吸うのは大判のタオル、すき間や窓、仕上げは小さめのクロス、と分けると使いやすいです。

セーム革とマイクロファイバーはどちらがいいですか?

どちらも拭き上げに使えます。しぼって何度も使いたいならセーム革、用途ごとに使い分けたいならマイクロファイバーが向いています。保管の仕方は製品の表示に従ってください。

窓ガラス用のタオルは分けたほうがいいですか?

分けるのがおすすめです。ボディ用のタオルに残ったワックスやコーティング剤が窓に付くと、拭きムラやギラつきの原因になることがあります。

洗車タオルは何回くらい使えますか?

使い方や洗い方で変わるので、回数では決められません。水を吸いにくくなった、手ざわりが硬くなった、といった変化が出たら替えどきです。

まとめ

洗車タオルは、拭き上げ・すき間・窓・仕上げ・内装・ホイールと用途で分けると、仕上がりが安定します。素材や大きさは用途に合わせて選び、使ったあとは砂を出してから表示どおりに洗いましょう。洗車の流れ全体は洗車の基本にまとめています。

この記事の要点
  • 洗車タオルは用途ごとに分け、色で区別すると取り違えにくい
  • マイクロファイバー・セーム革・綿・ウエスは向く用途が違う
  • 広い面は大判タオル、すき間や窓は小さめのクロス
  • 選ぶ時は吸水・やわらかさ・縁の作り・洗いやすさを見る
  • 使ったタオルはその日のうちに砂を出し、表示どおりに洗って乾かす
洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

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