車のUVカットコーティング|紫外線対策で色あせを防ぐ選び方

日差しを受ける乗用車と「UVカットコーティング」の文字

当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。

青空駐車で、屋根やボンネットの色が浅くなってきた気がする。樹脂のパーツが白っぽくなってきた。そんな変化を見て、車のUVカットコーティングを考え始めた方も多いはずです。

結論から言うと、紫外線対策は「コーティングだけ」に頼るより、まず保管場所を見て、次に傷みやすい場所を知り、最後にその場所に合うコーティングを選ぶ順番が効果を感じやすくなります。

この記事では、保管場所ごとの影響と対策を表にして、場所別の選び方を紹介しますね。

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目次

車のUVカットコーティングとは?期待できることと限界

先に結論

車のUVカットコーティングは、紫外線から塗装や樹脂を守ることをうたったコーティングです。日差しの影響を和らげる手入れの一つと考え、色あせを「止める」ものではなく「遅らせる工夫」と捉えておくと、期待とのずれが少なくなります。

『UVカットって書いてあれば、色あせしなくなるの?』と思いますよね。

実は、どのくらい紫外線を防げるかは、製品によって違います。膜はとても薄いので、日差しに当たり続ければ膜そのものも少しずつ減っていくんです。

期待できること期待しすぎないほうがいいこと
塗装の表面を汚れや日差しから守る手助けすでに色あせた塗装を元に戻す
樹脂パーツの白っぽさを目立ちにくくする白くなった樹脂を新品の状態にする
ヘッドライトのくもりの戻りを遅らせる一度塗れば、ずっと効果が続く
ツヤを保ちやすくするクリア剥げを直す

製品の説明で確かめたいこと

車の紫外線対策コーティングを選ぶ時は、名前より説明の中身を見てみてください。

製品の説明で見ること
  • どの場所に使える製品か(塗装・樹脂・ヘッドライト・ガラス)
  • 紫外線への効果について、どんな説明があるか
  • 塗り直しの目安や手入れの方法が書かれているか
  • 使ってはいけない場所や、注意書きがあるか

持ちの長さは、製品・施工・保管場所でまったく違います。年数の数字だけで比べず、説明書の手入れの方法まで読んで選ぶのがおすすめです。

保管場所ごとの紫外線の影響と対策の表

先に結論

紫外線の影響をいちばん左右するのは、コーティングの種類より保管場所です。屋根の有無と、日が当たる時間を見てから対策を決めると、むだが少なくなります。

『うちの駐車場、どれくらい日が当たってるんだろう』と気になりますよね。

まずは、晴れた日に朝・昼・夕方の3回、駐車場を見てみてください。日が当たる時間と、どの面に当たっているかが分かると、対策の優先順位が見えてきます。

保管場所ごとの紫外線の影響と対策を並べた図解
保管場所日差しの当たり方傷みやすい場所優先したい対策
屋根と壁のある車庫ほとんど当たらない出し入れの時だけ汚れを落とす洗車が中心
屋根だけの駐車場朝夕に横から当たるドアやバンパーの横側面の樹脂とボディの保護
青空駐車(日なた)一日中当たる屋根・ボンネット・樹脂上の面の保護と、カバーも検討
青空駐車(建物の陰)時間帯で当たる当たる側の面当たる面を中心に保護
勤め先や出先の駐車場昼に長く当たる屋根・ボンネット・ダッシュボード日よけと、上の面の保護

青空駐車ならカバーも選択肢

青空駐車でいちばん日差しを受けるのは、屋根とボンネットです。

コーティングに加えて、ボディカバーやサンシェードを使う方法もあります。ただ、カバーは風で擦れて傷の元になることもあるので、汚れたボディに直接かけないのがポイントです。青空駐車の手入れ全体は青空駐車の車の傷みを減らすでまとめています。

塗装・樹脂・ヘッドライト、場所別の紫外線対策

先に結論

紫外線の影響は、塗装・未塗装の樹脂パーツ・ヘッドライトで出方が違います。場所ごとに合う製品を選び、ボディ用の製品を全部に使い回さないようにしましょう。

『ボディにコーティングすれば、全部守れるんじゃないの?』という方もいますよね。

ただ、樹脂やヘッドライトのレンズは、塗装とは素材が違います。ボディ用の製品が使えない場所もあるので、説明書で使える場所を確かめてから塗るのが大事なんです。

場所日差しで出やすい変化合う手入れ
塗装(ボディ)ツヤが落ちる、色が浅くなるボディ用のコーティングと、こまめな洗車
未塗装の樹脂パーツ白っぽくなる、色が抜ける樹脂用のコーティング
ヘッドライトくもる、黄ばんだように見える磨いた後の保護コーティング
ゴムのモール白くなる、硬くなるゴムに使える保護剤
ダッシュボード色あせ、ひびサンシェードと内装用の手入れ

樹脂パーツは早めの手入れがポイント

バンパーの下やミラーの付け根など、色の塗られていない樹脂パーツは、日差しで白っぽくなりやすい場所です。

白くなってからでも手入れはできますが、元の色に近いうちに保護しておくほうが、きれいに保ちやすいですよ。樹脂の手入れは未塗装樹脂パーツのコーティングで詳しく紹介しています。

ヘッドライトは磨いてから保護する

ヘッドライトのくもりは、磨くと目立たなくなることがあります。ただ、磨いたままにしておくと、またくもりやすくなると言われています。

そのため、磨いた後に保護のコーティングをするのが一般的な流れです。車検でのライトの検査では、レンズ面のくもりが光の量が足りなくなる原因の一つに挙げられています。ただ、磨いたからといって基準に合うとは限らないので、気になる時は整備工場などで見てもらってください。

よくある失敗
  • ボディ用のコンパウンドで、ヘッドライトを強く磨きすぎる
  • 樹脂パーツにボディ用のワックスが付いて、白い跡が残る
  • 日なたの熱いボディにコーティング剤を塗り、ムラになる

車内の日差し対策も一緒に

紫外線の影響は、車の外だけではありません。ダッシュボードやシートも、窓から入る日差しを長く受けると、色あせやひびが出てくることがあります。

  • 駐車中はフロントにサンシェードを置く
  • ダッシュボードは内装用と書かれた製品で手入れする
  • シートに日が当たる位置なら、タオルやカバーをかける

どれも手軽にできることばかりです。外のコーティングと一緒に続けると、車全体の傷みを遅らせやすくなりますよ。車内の手入れは車内・シートのコーティングでも紹介しています。

車のガラスのUVカットコーティングとフィルム

先に結論

窓ガラスの紫外線対策は、もともとのガラスの性質、ガラスに塗るコーティング、ガラスに貼るフィルムの3つで考えます。前面ガラスと運転席・助手席の窓は、見え方の基準があるので注意が必要です。

『車のガラスuvカットコーティングって、窓に塗るだけでいいの?』と気になる方もいますよね。

窓ガラスがもともと紫外線を通しにくい作りかどうかは、車ごとに違います。まずは取扱説明書や、購入したお店で確かめてみてください。

方法特徴気をつけたいこと
もともとのガラス車によって紫外線を通しにくいガラスが使われていることもどの窓がそうなのか、取扱説明書で確かめる
ガラスに塗るコーティング手軽に塗れる窓ガラスに使える製品か、視界に影響しないか
ガラスに貼るフィルム日差しや熱をさえぎる製品もある前面と運転席・助手席の窓の基準
窓ガラスの基準

前面ガラスと運転席・助手席の窓は、運転者が交通状況を確かめるのに必要な範囲で、可視光線の透過率70%以上が求められています。前面ガラスに着色の濃いフィルムを貼ると、車検で不合格になると案内されています。

ガラスに塗る物やフィルムを選ぶ時は、透明で視界をさまたげないかを製品の説明で確かめてから使ってみてください。フィルムとコーティングの違いはプロテクションフィルムとコーティングの違いで比べています。

車の紫外線対策コーティングの選び方と施工の手順

先に結論

選ぶ順番は「保管場所」「守りたい場所」「手入れにかけられる時間」の3つです。施工は、洗車で汚れを落としてから、日陰で薄く塗るのが基本になります。

『お店に頼むか、自分で塗るか迷う』という声もよく聞きます。

塗装にくすみや傷がある時は、磨きを含めてお店で相談すると仕上がりの差を感じやすいです。塗装がきれいで、手軽に始めたいなら、市販品から試してみる方法もあります。

車の紫外線対策コーティングを選んで塗るまでの手順を示した図解
自分で塗る時の手順
  1. カーシャンプーで洗い、汚れと水シミを落とす
  2. よく拭き上げて、日陰で車を冷ます
  3. 塗る場所に合う製品か(塗装・樹脂・ライト・ガラス)を確かめる
  4. 目立たない所で試し、ムラやシミが出ないかを見る
  5. 説明書の量と乾かし方を守って、薄く塗る

成分の違いで選びたい方はガラス系コーティングとはも参考にしてみてください。

色あせが進んだ車はどうする?

すでに色あせやクリア剥げが広がっている車は、コーティングだけで見た目を戻すのは難しいです。

塗装の補修をするか、今の状態で乗り続けるかを考えるタイミングでもあります。

もし、手入れを続けても塗装の傷みが目立ってきた、手入れの手間や費用が負担になってきたという時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをして、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなりますよ。

売る前の洗車は車の査定前に洗車はするべき?でまとめています。

車のUVカットコーティングの知恵袋によくある相談

先に結論

「UVカットガラスはコーティングなの?」「ヘッドライトにUVカットのコーティングはある?」「本当に紫外線を防ぐ製品はある?」といった、仕組みと効果の相談がよく読まれています。

ここでは、知恵袋でよく読まれている相談を要約して紹介します。

「UVカットガラスは、ガラスにコーティングをしているの?内側と外側どっち?」

車のUVカットガラスの仕組みを知りたいという質問です。

ガラスの作りや加工の仕方は車や部品ごとに違うので、ひとまとめには言えません。気になる時は、取扱説明書を見るか、購入したお店に聞くのが確実です。

内側に加工がある場合、強い洗剤や硬い道具でこすると傷めることも。窓の内側を拭く時は、柔らかい布で優しく拭いておくと安心です。

「ヘッドライトの黄ばみを取った後、UVカットのコーティングは必要?」

黄ばみを取った後、またすぐに黄ばまないか心配だという相談です。

磨いた後は表面が無防備になりやすいので、ヘッドライトに使える保護コーティングを塗る方が多いです。使う時は、レンズに使えるかを説明書で確かめてみてください。

「本当に紫外線を防ぐコーティング剤はある?」

紫外線対策とうたう製品が多すぎて、どれを信じていいか分からないという相談です。

『結局どれも同じなんじゃ…』と疑いたくなりますよね。

どのくらい防げるかは製品ごとに違うので、説明に書かれている中身を比べるしかありません。あわせて、保管場所の日差しを減らす工夫をすると、コーティングの効果も感じやすくなります。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

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よくある質問

車のUVカットコーティングをすれば、色あせはしなくなりますか?

色あせしなくなるわけではありません。日差しの影響を和らげる手入れの一つなので、保管場所の工夫やこまめな洗車と組み合わせてみてください。

車のコーティングで紫外線対策をするなら、どこから始めればいいですか?

まず保管場所の日差しの当たり方を見て、いちばん日が当たる屋根やボンネット、樹脂パーツから始めると効果を感じやすいです。

窓ガラスにUVカットのフィルムを貼っても大丈夫ですか?

前面ガラスと運転席・助手席の窓は、必要な視野の範囲で可視光線の透過率70%以上が求められています。貼る前に、製品の説明やお店で基準に合うかを確かめましょう。

ボディ用のコーティング剤を樹脂やヘッドライトに使ってもいいですか?

製品によって違います。説明書で使える場所を確かめ、書かれていない場所には使わないほうが安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 車のUVカットコーティングは、色あせを止めるのではなく遅らせる工夫
  • 対策はまず保管場所を見て、日が当たる面から優先する
  • 塗装・樹脂・ヘッドライト・ガラスは、場所に合う製品を選ぶ
  • 前面ガラスと運転席・助手席の窓は、見え方の基準を確かめる
  • 色あせが進んだ車は、補修か乗り換えも含めて考える

洗車や手入れ全体の流れは洗車の基本で紹介しています。

洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

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