車内コーティングとは|レザー・ファブリックシートの汚れ防止

乗用車のシートとクロスに「車内コーティング」の文字

当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。

白っぽいシートの汚れや、子どもの食べこぼしが気になって、車内コーティングを考え始めた方も多いはずです。

結論から言うと、車内コーティングは「汚れをしみ込みにくくして、落としやすくする」ための手入れです。まずシートの素材を確かめて、次に今の汚れを落とし、最後に素材に合うコーティングを選ぶ順番にすると失敗しにくくなります。

この記事では、素材ごとに合う・合わないを表で見ながら、頼み方と自分でやる時の手順を紹介しますね。

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入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。

目次

車内コーティングとは?どこに何を塗るもの?

先に結論

車内コーティングは、シートや内装の表面に薄い膜を作り、汚れや水分をしみ込みにくくする施工のことです。傷や汚れを「つかなくする」ものではなく、「落としやすくする」ものと考えておくと期待とのずれが少なくなります。

『車内にもコーティングってあるの?』と驚く方もいますよね。

実は、ボディ用とは別に、シート用・内装の樹脂パネル用・ガラスの内側用などの製品やメニューがあります。名前は同じ車内コーティングでも、塗る場所と目的がそれぞれ違うんです。

塗る場所主な目的確かめたいこと
レザー・合皮のシート皮脂や色移りの汚れを落としやすくする本革か合皮か、表面の加工
ファブリック(布)のシート飲みこぼしをしみ込みにくくする撥水タイプか、防汚タイプか
樹脂のパネル・ピアノブラック調の部分指紋やほこりを拭き取りやすくする傷消しの効果まであるのか
窓ガラスの内側くもりや手あかを付きにくくする視界に影響しないか
フロアマット・天井汚れのしみ込みを減らす素材が対応しているか

お店のメニューでは「車内清掃とセット」になっていることも多いです。施工の前に、何をどこまでしてくれるのかを確かめておきましょう。

車内コーティングで期待しすぎないこと

膜はとても薄いので、こすれによる傷や、すり減りまで防げるわけではありません。

乗り降りで擦れやすいシートの横や、靴が当たる部分は、膜が早く落ちることも。コーティングをしていても、汚れたら早めに拭く習慣はそのまま続けるのがおすすめです。

シートの素材別に見る、コーティングが合うかの判断表

先に結論

車のシートコーティングが合うかどうかは、シートの素材で大きく変わります。まずは取扱説明書や購入時の資料でシートの素材を確かめてから選んでみてください。

『うちのシート、革なのか合皮なのか分からない』という方も、実は少なくありません。

見た目がよく似ていても、本革と合皮では使える手入れ用品が違うことがあるんです。素材が分からないまま塗ると、色落ちやシミの原因になることもあります。

シートの素材ごとに車内コーティングが合うかを並べた図解
シートの素材コーティングが向く場面気をつけたいこと
本革(レザー)明るい色で、デニムの色移りや皮脂汚れが気になる革用と書かれた製品を選び、目立たない所で試す
合皮(合成皮革)汚れを拭き取りやすくしたい革用の油分の多い用品が合わないことがある
ファブリック(布)小さな子どもやペットを乗せるしみ込んだ汚れを先に落とさないと、汚れごと閉じ込めてしまう
スエード調毛羽立ちを保ちながら汚れを防ぎたい対応している製品が限られる。お店に相談すると安心
布と革の組み合わせ部分ごとに汚れ方が違う素材ごとに用品を分ける

見分けに迷った時の確かめ方

素材を確かめる時は、次の順番で見ていくと迷いにくいです。

素材を確かめる時のチェック
  • 取扱説明書の内装やシートの項目を読む
  • 購入時の見積書や装備の一覧を見る
  • 購入したお店に車台番号を伝えて聞く
  • 分からない時は、目立たない所で用品を試す

ここが大事なところです。素材が分からないまま、家にある革用クリームや布用スプレーを使うのは避けておきましょう。

車のレザーシートコーティングの前にやる掃除の順番

先に結論

車のレザーシートコーティング、革シートのコーティングは、汚れを落としてから塗るのが基本です。汚れの上から塗ると、汚れごと膜の中に閉じ込めてしまいます。

『新車じゃないけど、今からでもコーティングして意味ある?』と思いますよね。

結論から言うと、今からでも遅くはありません。ただ、乗ってきた分の皮脂やほこりがシートの表面に残っているので、先に掃除をしてから塗るのが大事なんです。

レザーシートを自分で手入れする順番
  1. 掃除機でシートの溝やすき間のほこり・砂を吸う
  2. 固く絞った柔らかい布で表面の汚れを拭く
  3. 落ちない汚れは、革用と書かれたクリーナーで説明書どおりに落とす
  4. 乾いた布で水分と洗剤分を拭き取り、しっかり乾かす
  5. 目立たない所でコーティング剤を試し、色やツヤの変化を見る
  6. 問題がなければ、説明書の量と塗り方で全体に塗る

塗る時の注意点

コーティング剤は、製品の説明書の使い方と注意書きを守るのが前提です。換気をして、手袋を使うように書かれている製品はそのとおりにしましょう。

よくある失敗
  • 一度にたくさん塗って、ベタつきやムラが残る
  • 乾く前にシートに座ったり、物を置いたりする
  • 縫い目や穴あき加工の部分に液がたまって、シミになる

穴の開いたパンチングレザーやエアコン付きのシートは、液が中に入ると困ることがあります。対応しているかどうかを、製品の説明書や購入したお店で確かめてから進めると安心です。

白いレザーシートは何をすればいい?

白や明るい色のレザーは、デニムの色移りが目立ちやすいですよね。

この場合は、コーティングに加えて「汚れたらすぐ拭く」ことが一番の対策になります。濡らした布でこすりすぎると表面を傷めることもあるので、優しく押さえるように拭いてみてください。

ファブリック・合皮・内装パネルはどうする?

先に結論

ファブリックのシートは「しみ込ませない」、合皮は「拭きやすくする」、樹脂パネルは「拭き傷を減らす」と、素材によってコーティングの目的が少しずつ違います。

『布のシートにもコーティングってできるの?』という方も多いはずです。

布のシートには、水をはじくタイプや汚れを付きにくくするタイプの製品があります。飲み物をこぼした時に、すぐ拭けば染みになりにくくなるのがうれしいところです。

コーティングが役立ちやすい車内
  • 子どもやペットを乗せることが多い
  • 明るい色のシートや内装
  • 車内で飲み物を飲むことが多い
  • 汚れたらすぐ拭ける余裕がある
先に掃除や修理が必要な車内
  • しみ込んだ汚れやにおいが残っている
  • シートが破れていたり、すり切れたりしている
  • カビのようなにおいがする
  • 素材が分からず、対応品を選べない

ピアノブラック調のパネルは傷に注意

ナビの周りやシフトの周りにある、黒くツヤのあるパネルは、拭いただけで細かい傷が付きやすい部分です。

ここにコーティングをすると、指紋やほこりを拭き取りやすくなることがあります。ただ、すでに付いた傷が消えるわけではないので、拭く時は柔らかいマイクロファイバーのクロスを使うのがおすすめです。

抗菌や消臭をうたうメニューの見方

車内コーティングの中には、抗菌や消臭をうたうメニューや製品もあります。

気になる時は、何に対してどんな試験をした結果なのかを、説明書やお店の資料で確かめてみてください。においの元が残っていると効果を感じにくいので、先に車内清掃で汚れとにおいの元を取っておくのが近道です。

車内のガラスの内側も忘れずに

車内コーティングと一緒に、窓ガラスの内側にくもり止めや防汚のコーティングをするメニューもあります。

前面ガラスと運転席・助手席の窓は、運転者が交通状況を確かめるのに必要な範囲で、可視光線の透過率70%以上が求められています。ガラスに塗る物は、透明で視界をさまたげないかを製品の説明で確かめておきましょう。

お店に頼むか自分でやるか、決め方の目安

先に結論

汚れやにおいがすでにある車、素材が分からない車、本革のシートはお店に相談。新しめで汚れが少なく、素材がはっきりしている車は自分でもやりやすい、と考えると決めやすくなります。

『お店に頼むとどのくらいかかるの?』という声もよく聞きますよね。

車内コーティングの料金は、お店や地域、車の大きさで違います。値段の相場ではなく、料金がどう決まるかを知って、見積もりで確かめるのが確実です。

車内コーティングを頼むか自分でやるかの決め方を示した図解
料金が変わるところ見積もりで確かめること
車の大きさ・座席の数3列シートかどうか、どの座席まで含むか
施工する範囲シートだけか、天井・マット・パネルまでか
事前の清掃クリーニングや消臭がセットか、別料金か
シートの素材本革や特殊な素材で料金が変わるか
施工後の手入れ専用のクリーナーや点検があるか

車を買う時に勧められたら

車を買う時に、車内コーティングをオプションで勧められることもあります。

その場で決めにくい時は「施工の範囲と手入れの方法を書いたものをもらえますか」と聞いてみてください。説明を家で読んでから決めても遅くはありません。

手放す時のことも少し考えておく

車内の汚れやにおいは、車を手放す時にも見られるところです。いずれ買い替える予定があるなら、日ごろから汚れをためない手入れが役に立ちます。

もし、手入れを続けても汚れや傷みが目立ってきた、手入れの手間や費用が負担になってきたという時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをして、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすくなりますよ。売る前の掃除の考え方は車の査定前に洗車はするべき?でまとめています。

車内コーティングの知恵袋によくある相談

先に結論

「白いレザーにはコーティングが必要?」「内装のパネルに使える?」「勧められたけど要る?」といった、必要かどうかの相談がよく読まれています。

ここでは、知恵袋でよく読まれている相談を要約して紹介します。

「白いレザーシートには、レザーコーティングは必須?」

明るい色の革シートを選んだ方から、よく出る質問です。

必須ではありません。ただ、色移りが気になる方には、車のレザーコーティングで汚れを落としやすくしておくのは一つの方法です。コーティングをしない場合も、汚れたら早めに拭けば十分きれいに保てますよ。

「内装の黒いパネルに傷が付かないコーティングはある?」

ツヤのある黒いパネルの傷が気になる、という相談です。

内装パネル用のコーティング剤はありますが、傷を完全に防げるものではありません。拭く時の布を柔らかい物にして、乾いたほこりを強くこすらないことのほうが効き目を感じやすいはずです。

「車を買う時に車内コーティングを勧められたけど要る?」

自分は要らないと思うけれど、断っていいのか迷う、という相談です。

要るかどうかは、乗せる人や使い方で変わります。

「子どもが小さくて、よくこぼすんです」

「それなら、シートだけでも施工しておくと拭き取りが楽になりますね」

こんなふうに、自分の使い方を伝えて相談すると、必要な範囲だけを選びやすくなります。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

車内コーティングをすれば、シートは汚れなくなりますか?

汚れなくなるわけではありません。汚れをしみ込みにくくして、拭き取りやすくするための手入れです。汚れたら早めに拭く習慣は続けてみてください。

車の革シートのコーティングは自分でもできますか?

市販の革用コーティング剤で自分でもできます。先に汚れを落とし、目立たない所で試してから、製品の説明書どおりに塗るのがポイントです。

合皮のシートにも革用のコーティング剤を使えますか?

製品によって違います。合皮に使えるかどうかを説明書で確かめ、書かれていない時は合皮対応の製品を選ぶと安心です。

コーティング剤を車内に置いたままにしても大丈夫ですか?

製品ごとに保管の注意が書かれています。夏の車内は高温になりやすいので、説明書の保管方法を確かめて、守れない時は家で保管しておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 車内コーティングは、汚れを落としやすくするための手入れ
  • 最初にシートの素材を確かめ、素材に合う製品やメニューを選ぶ
  • 塗る前に汚れを落とし、目立たない所で試してから全体に塗る
  • 汚れやにおいがある車、本革や特殊な素材はお店に相談すると安心
  • 料金は範囲や素材で変わるので、相場より見積もりの中身で比べる

洗車や手入れ全体の流れは洗車の基本で紹介しています。

洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

洗車のやり方、洗車機や洗車場の使い方、洗車道具の選び方、コーティングの種類と考え方、汚れや傷の落とし方、売る前・手放す前の車の手入れまで、今乗っている車をきれいに保つための情報をまとめているサイトです。 公式サイト

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