当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。
『洗車機は傷がつくって聞くけど、本当?』『手洗いする時間はないし、洗車機を使っても大丈夫かな』と迷っていませんか。大事な車だからこそ、気になりますよね。
結論から言うと、洗車機でキズがつくことはありますが、原因の多くは「砂」「ブラシ」「拭き上げ」のどこかにあり、使い方で減らせます。まず汚れの具合を見る、次に洗車機とコースを選ぶ、最後に拭き上げを丁寧にする、という順番で考えるのがコツです。
この記事では、傷がつく理由と、それを減らす使い方を順番にお話しします。
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洗車機は傷がつくのか?答えは「つくこともある。でも減らせる」
洗車機で車が傷つくかどうかは、洗車機の方式や状態、車の汚れ具合、使い方で変わります。「洗車機なら傷がつくもの」「最新の洗車機なら傷はつかない」のどちらとも言い切れません。
ネットで調べると、「洗車機は傷がつくのか」という質問に、正反対の答えが並んでいますよね。
それもそのはずで、傷がつくかどうかは条件しだいなんです。同じ洗車機でも、泥だらけの車と、ほこりが少し乗っただけの車では結果が変わります。
洗車でつく傷にはいくつかの種類があります。どんな傷が気になっているのかを先にはっきりさせておくと、対策も選びやすくなります。
| 傷の見え方 | よくある原因 | 目立ちやすい車 |
|---|---|---|
| 細かい線のような傷(光を当てると見える) | 砂がこすれる・強い拭き上げ | 濃い色の車 |
| 渦を巻いたような細かい傷 | 円を描くような拭き方や磨き方 | 濃い色の車 |
| 一本だけの深めの線傷 | 硬い物が当たった・砂を巻き込んだ | 色に関係なく見えやすい |
| くもったようなかすれ | こすれの積み重ね | 艶のある塗装の車 |
「最近の洗車機は傷つかない」と言われる理由
『最近の洗車機は傷がつかないって聞いたけど?』という方もいるはずです。
ブラシの素材がやわらかくなったり、ブラシを使わない洗車機が増えたりして、昔より傷を気にする声に配慮した洗車機が多いのは確かです。
ただ、ブラシがやわらかくても、車体に砂が乗ったままこすれば傷の原因になりえます。洗車機は傷つくのか、という問いには「洗車機だけでは決まらない」と答えるのが正直なところです。
傷が気になる度合いは人それぞれ
光を当てて初めて見えるような細かい傷を、気にする方もいれば気にしない方もいますよね。
どこまで気にするかは、車の色や使い方、好みで決めてかまいません。気にしすぎてしまう時の考え方は洗車傷を気にしすぎる時の考え方で紹介しています。
洗車機と手洗い、傷の心配はどう違う?
『やっぱり手洗いなら傷はつかないんでしょ?』と思いますよね。
実は、手洗いでも傷がつくことはあります。違うのは、傷の原因を自分でコントロールできるかどうかなんです。
- 砂を流す時間をたっぷり取れる
- 汚れのひどい所だけ優しく洗える
- 道具の汚れをその場で確かめられる
- 砂を残したままスポンジでこする
- 乾いたタオルで強く拭く
- 1枚のタオルで足回りまで拭いてしまう
洗車機でも手洗いでも、砂を先に流すことと、拭き上げを丁寧にすることは共通の対策です。
傷の原因を「砂・ブラシ・拭き上げ」の3段階に分けて考える
洗車機での傷は、洗う前に乗っている砂、洗っている時のブラシ、洗った後の拭き上げ、の3つの段階で起こりえます。段階ごとにできる対策を押さえておけば、洗車機を使いながら傷を減らせます。
『どこで傷がつくのか分からないから、何に気をつければいいか分からない』という声もよく聞きます。
そこで洗車ガイドでは、傷がつく流れを3つの段階に分けて、それぞれでできる対策をまとめました。
| 段階 | 起こりうること | 自分でできる対策 |
|---|---|---|
| 1. 砂(洗う前) | ボディに乗った砂や泥がこすられる | 汚れがひどい日は先に水で流す・下部洗浄を足す |
| 2. ブラシ(洗っている時) | ブラシの状態や素材、出っ張りへの当たり方 | 洗車機とコースを選ぶ・ノーブラシ洗車機も検討する |
| 3. 拭き上げ(洗った後) | 乾いたタオルや汚れたタオルで強くこする | きれいなやわらかいタオルで、押さえるように拭く |

段階1:砂がこすられる
いちばん見落としやすいのが、洗う前からボディに乗っている砂や泥です。
雪道や砂利道を走った後、長いあいだ洗っていない後は、細かい砂がたっぷり乗っていることがあります。その状態でブラシが当たると、砂がこすれて線傷の原因になりえます。
汚れがひどい日は、洗車機に入る前に水で砂を流しておくと安心です。セルフ洗車場の高圧の水で下のほうの泥を落としてから洗車機を使う、という方法もありますよ。
段階2:ブラシの当たり方
ブラシの素材や状態は、洗車機によって違います。
やわらかい素材のブラシを使っている洗車機もあれば、ブラシを使わない洗車機もあります。『前の車の砂がブラシに残っていないかな』と気にする声もありますが、手入れの状態は外からは分かりにくいものです。
気になる時は、ブラシを使わない洗車機を選ぶのも一つの方法です。また、ミラーやアンテナなどの出っ張りは当たりやすいので、入れる前に準備しておきましょう。
| 洗車機の方式 | ボディへの当たり方 | 傷が気になる時の使い方 |
|---|---|---|
| ブラシ式 | 回転するブラシがこすって洗う | 先に砂を流してから使う |
| 布式 | やわらかい布素材がなでるように洗う | 汚れが重い日は下部洗浄も足す |
| ノーブラシ式 | 水と泡を吹きつけて洗う | 汚れが軽いうちにこまめに使う |
どの方式でも、使い方しだいで傷の心配は変わります。方式は「どれが安全か」より、「今日の汚れに合うか」で選ぶと考えやすいですよ。
洗車機の基本の使い方は、洗車機の使い方で入れる前の準備から順番に紹介しています。
段階3:拭き上げのこすれ
実は、洗車機の後の拭き上げも傷の原因になりやすいところです。
乾いたタオルでゴシゴシこすったり、地面に落としたタオルをそのまま使ったりすると、細かい傷が入ることがあります。拭き上げは、タオルを広げてボディに乗せ、押さえるように水を吸わせると安心です。
拭き上げのコツは洗車の拭き上げのやり方でもくわしく紹介しています。
洗車機で傷を減らす使い方
洗車機で傷を減らすには、汚れの具合を見る、洗車機とコースを選ぶ、拭き上げを丁寧にする、の順番で考えるのがシンプルです。どれか1つではなく、3つを合わせることで効果が出やすくなります。
ここからは、実際に洗車機を使う時の流れに沿って、傷を減らすポイントをまとめます。
- 車を一周見て、砂や泥がどのくらい付いているか確かめる
- 汚れがひどい時は、先に水で流すか下部洗浄付きのコースを選ぶ
- ミラーをたたみ、アンテナやワイパーを準備する
- 洗車機の方式と、自分の車に合うコースを選ぶ
- 出たら日陰に移動し、きれいなタオルで押さえるように拭く
- 拭き上げに使うタオルは、ボディ用と窓・足回り用を分ける

ノーブラシ洗車機を選ぶという方法
ブラシの当たりが気になる方には、ノーブラシ洗車機という選択肢もあります。
ブラシを使わず、水の勢いと洗剤の泡で洗うので、こすれの心配は小さくなります。その代わり、こびりついた汚れは残りやすいので、汚れが軽いうちに使うのが向いています。くわしくはノンブラシ洗車機とはで比べています。
汚れがひどい日の考え方
長いあいだ洗っていなかった時や、雪道を走った後などは、いきなり洗車機に入れるより一手間かけたいところです。
- 洗車機の前に、水で砂や泥を流しておく
- 下部洗浄付きのコースを選んで、下回りの汚れも落とす
- 虫や鳥のフンは、水でふやかしてから落とす
- 拭き上げのタオルを多めに用意して、汚れたら替える
下回りの汚れについては下回り洗車は必要?で紹介しています。
コーティングした車の場合
コーティングした車は、洗車機の使い方が施工の説明で決まっていることがあります。
コーティングで傷が全く入らなくなるわけではないので、使ってよいコースや注意点を説明書やお店の案内で確かめておきましょう。コーティング車と洗車機の関係はコーティング車は洗車機に入れていい?でまとめています。
洗車機を使う頻度と傷の関係
『洗車機を使う回数が多いほど傷が増えるの?』と気になる方もいますよね。
こすれの回数が増えれば、細かい傷が重なる可能性はあります。ただ、汚れをためてから一度に洗うほうが、砂が多く乗っている分こすれやすい面もあるんです。
汚れが軽いうちにさっと流す、汚れがたまったら先に水で砂を落としてから洗う、という使い分けが現実的です。
洗車機で傷がついた時はどうする?消し方の前に確かめること
洗車機で傷がついたかもしれないと思ったら、まずその場で写真を撮り、お店に伝えるのが先です。自分で磨いて消そうとするのは、傷の深さが分かってからにしましょう。
『洗車機で傷がついた!どうしよう』と焦ってしまいますよね。
そんな時こそ、落ち着いて順番に動くのが大事です。
- 傷のある場所を、明るい所で写真に撮る
- できればその場で、お店の人に見てもらう
- 使った日時、洗車機、コースをメモしておく
- 洗車機の掲示や利用規約に書かれていることを確かめる
- 話し合いで困った時は、消費者ホットライン188に相談する
洗車の前からあった傷なのか、洗車機でついたのかは、見てみないと分かりません。だからこそ、気付いたら早めに、写真と一緒に伝えることが役に立ちます。
消費者庁の消費者契約法の解説では、「いかなる理由があっても一切損害賠償責任を負わない」のように、事業者の責任を全部免除する条項は無効とされています。ただし、条項が無効になっても、お店が自動的に賠償することになるわけではなく、民法の原則どおりに判断されます。
洗車機傷の消し方は、状態を見てから
洗車機の傷の消し方を調べると、市販のコンパウンドで磨く方法などが出てきますよね。
ただ、傷の深さや塗装の状態によって、自分で目立たなくできるかどうかは変わります。深い傷を強く磨くと、かえって周りの艶が落ちたり、範囲が広がったりすることも。
まずはお店で見てもらい、浅い傷か深い傷かを確かめてから方法を選ぶのがおすすめです。浅い傷を自分で目立たなくする手順は洗車傷の消し方で紹介しています。
傷を見つけやすい見方
洗車機の後に傷を確かめる時は、見る場所と光の当たり方を工夫すると分かりやすくなります。
- 直射日光ではなく、明るい日陰で見る
- 顔の位置を変えて、ボディを斜めから見る
- ボンネット・屋根・ドアなど広い面から順番に見る
- スマホのライトを当てて、線傷が見えるか確かめる
洗車の前に一度こうして見ておくと、洗車機の前からあった傷かどうかも分かりやすくなりますよ。
黒い車の細かい傷を消そうとして、広い範囲を強く磨き、かえってムラが目立ってしまうことがあります。市販品を使う時は、製品の説明書の使い方と注意書きを守り、目立たない所で試してから進めましょう。
よくある相談から見る、洗車機と傷の疑問
よく読まれている相談は「新車でも洗車機に入れていいの?」「前の車の砂は大丈夫?」「ボンネットの線キズは洗車機のせい?」の3つです。どれも、条件しだいで答えが変わります。
ネットの質問サイトでよく読まれている相談を要約して、洗車ガイドとしての考え方をまとめました。
相談1:最近の洗車機は傷がつかないの?新車でも入れている人がいる
「どう見ても新車なのに、平気で洗車機に入れている人がいる。最近の洗車機は傷がつかないのか」という相談は、とても多く読まれています。
洗車機に入れるかどうかは、持ち主が何を大事にするかで変わります。手早さを重く見る人もいれば、艶を最優先にする人もいるんです。
新車だから洗車機がだめ、ということではありません。ただ、コーティングを施工しているなら、その説明に合わせることが大事です。新車の洗車機については新車は洗車機に入れて大丈夫?でまとめています。
相談2:前の車の砂がブラシに残っていない?
「前に洗った車の砂がブラシに付いたままだったら、それで傷がつくのでは」という相談です。
ブラシの手入れの状態は、外からは分かりにくいですよね。気になる方は、ブラシを使わない洗車機を選んだり、手入れの行き届いていそうなお店を選んだりする方法があります。
お店の人に一言聞いてみるのもいいですよ。
「ブラシの手入れは、どのくらいの間隔でしていますか」
「定期的に点検しているので、気になる所があれば言ってくださいね」
こうしたやり取りで、安心して使えるかどうかの判断がしやすくなります。
相談3:洗車機にかけたらボンネットに線キズがついた
「洗車機にかけた後、ボンネットに線キズがついていた。こういうものなのか」という相談です。
線キズの原因は、洗車機のブラシのこともあれば、乗っていた砂や、拭き上げの時のこすれのこともあります。見ないと原因は分かりません。
気付いたらその場でお店に伝え、写真を残しておきましょう。次に洗う時は、先に砂を流す、拭き上げのタオルを替える、といった対策を試してみてください。
同じ場所に何度も線キズが出る時は、洗車機ではなく、拭き上げの癖や、ボンネットに物を置く習慣など、別の原因が隠れていることもあります。一度、洗車の流れを最初から見直してみるのもおすすめです。
傷が増えてきたら、今の車の持ち方を見直すのも一つ
洗車機を工夫して使っても傷や塗装の傷みが目立ってきた、手入れの手間や費用が負担になってきた。そんな時は、乗り続けるか手放すかを考えるきっかけにしてもいいかもしれません。
『磨いても磨いても、また傷が増える』と疲れてしまうこともありますよね。
買い替えを考え始めたら、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。いくつかのお店の査定額を比べると、今の車の相場が分かって判断しやすくなります。
『こんなに傷があったら、売っても値段がつかないのでは』と心配になる方もいるはずです。小さな傷があっても査定は受けられるので、まずは今の状態のまま見てもらってから考えても遅くありません。
- 査定の前に洗車と車内の片付けをして、状態を見てもらいやすくする
- 小さな傷を自分で直そうとして、かえって広げない
- 下取りと買取店の査定額を見比べる
- 修復歴や不具合は正直に伝える
小さな洗車傷が査定でどう見られるかは、お店ごと・車ごとに違います。直してから売るかどうかの考え方は洗車傷や小さな傷は査定で減額される?、査定前の洗車は車の査定前に洗車はするべき?で紹介しています。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
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洗車機は傷がつくのか、つかないのか、どちらですか?
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黒い車は洗車機を使わないほうがいいですか?
使ってはいけないわけではありませんが、濃い色の車は細かい傷が見えやすいです。汚れが軽いうちにノーブラシ洗車機を使う、拭き上げを丁寧にするなど、使い方を工夫すると安心です。
まとめ
- 洗車機でキズがつくかは、方式・状態・汚れ・使い方で変わる
- 傷の原因は「砂・ブラシ・拭き上げ」の3段階で考える
- 汚れがひどい日は先に水で流し、拭き上げは押さえるように
- 傷に気付いたら、写真を撮ってその場でお店に伝える
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