洗車のポリッシャーで磨く前に|初めての選び方と注意点

マスキングをした乗用車のボンネットを電動ポリッシャーで磨いている手元

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洗車傷やくすみが気になってきて、『ポリッシャーで磨けばきれいになるのかな』と考えていませんか。

結論から言うと、洗車の後のポリッシャー磨きは、まず「本当に磨く必要があるか」を確かめ、次に「自分でやるかお店に頼むか」を決め、最後に道具を選ぶ順で考えると失敗しにくいです。磨きは塗装の表面を少しずつ削る作業なので、元には戻せないことも知っておきたいところなんです。

この記事では、初めてポリッシャーを使う前に知っておきたい選び方と注意点を紹介しますね。

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目次

洗車のポリッシャーはどんな道具?

先に結論

ポリッシャーは、先端に付けたバフを電動で動かし、コンパウンドなどで塗装の表面を磨く道具です。浅い傷やくすみを目立たなくできることがある一方、塗装を薄く削る作業なので、やりすぎると元に戻せません。

手で磨くより早くきれいになりそう、と期待しますよね。

実際、広い面を均一に磨くのは、手作業よりポリッシャーのほうが得意です。ただ、その分だけ削る力も強くなるんですね。

部分役割選ぶ時の考え方
本体バフを動かす動き方の種類と重さ、扱いやすさ
バフ塗装に当たって磨く硬さで削る力と仕上がりが変わる
コンパウンド表面を削って整える粗い物から細かい物まで段階がある
仕上げ剤・保護剤磨いた後の表面を守る磨いた後は膜が無い状態になりやすい

洗車の基本の流れは、洗車の基本|方法の選び方と失敗しないポイントもあわせて読んでみてください。

磨くとどうなるのか

磨きは、塗装の一番上の層を少しずつ削って、傷のふちをなだらかにする作業です。

傷そのものを埋めるわけではありません。削って目立たなくする、と考えると分かりやすいですよね。

だからこそ、深い傷を消そうとして同じ所を何度も磨くと、塗装が薄くなりすぎることがあるんです。

塗装は、色の層の上に透明な層が重なった作りになっていることが多いです。磨いて整えられるのは、主にこの上の透明な層の範囲だと考えておくと、やりすぎを防ぎやすくなりますよ。

手で磨くのとどう違う?

磨きは、ポリッシャーを使わず手で行うこともできます。

『まずは手で磨いてみて、足りなければ道具を買う』という考え方もありますよね。違いを並べてみました。

ポリッシャーで磨く
  • 広い面を早く、均一に磨きやすい
  • 腕が疲れにくい
  • 削る力が強く、磨きすぎに注意がいる
手で磨く
  • 力加減が手に伝わり、削りすぎにくい
  • 小さな範囲なら道具をそろえずに済む
  • 広い面だとむらが出やすく、時間がかかる

小さな傷が数か所だけなら、手磨きで様子を見るのも一つの方法です。

ポリッシャーの種類と選び方

ここが大事なところです

ポリッシャーは、動き方によって削る力と扱いやすさが変わります。初めての人は、回転に揺れが加わる動き方の物から始める人が多いです。バフとコンパウンドは、弱い組み合わせから試すのが基本です。

洗車のポリッシャーを探すと、見た目は似ていても動き方の違う物が並んでいますよね。

主な動き方を表にしてみました。

動き方特徴向いている人
回転と揺れを組み合わせた動き(ダブルアクション)削る力が穏やかで、磨きむらが出にくいと言われる初めて磨く人
回転だけの動き(シングルアクション)削る力が強く、早く磨ける慣れた人、お店の作業
歯車で回転と揺れを伝える動き(ギアアクション)両方の間の性質と言われるある程度慣れてきた人

『削る力が強いほうが、早く終わっていいのでは?』と思いますよね。

ただ、削る力が強いほど、一瞬で塗装を削りすぎるおそれもあります。最初は穏やかな物で、力加減を覚えるほうが安心です。

バフとコンパウンドの組み合わせ

バフには、硬めの物とやわらかめの物があります。

コンパウンドも、粗い物から細かい物まで段階があります。組み合わせで削る力が大きく変わるので、まずは「やわらかめのバフ+細かいコンパウンド」から試してみてください。

道具を選ぶ時のチェック
  • 本体の重さが、自分で持ち続けられるくらいか
  • 回転の速さを変えられるか
  • バフを替えられるか、替えが手に入りやすいか
  • 充電式かコード式か、使う場所に合っているか
  • 説明書に塗装への使い方が書かれているか

充電式とコード式

充電式は取り回しが楽で、コンセントが無い場所でも使えます。

コード式は、充電切れを気にせず使えるのがよいところです。どちらも、使う場所と作業の長さで選ぶといいですよ。

自分で磨く・お店に頼むの判断表

先に結論

自分で磨いていいかどうかは、傷の深さと場所、塗装の種類で決まります。爪が引っかかる傷、角やふちの傷、つや消しの塗装などは、自分で磨かずにお店で見てもらうほうが安心です。

『この傷、自分で消せるかな』と迷う場面は多いですよね。

傷や塗装の状態は、見てもらわないと分からないことがたくさんあります。目安として、判断表にまとめてみました。

お店に相談する時は、こんなふうに聞いてみるといいですよ。

「この傷、自分で磨いても大丈夫そうですか?」

「ふちに近いので、磨くより一度こちらで見せてください」

状況自分で磨くお店に相談
洗車でついた浅い線状の傷が広く入っている弱い組み合わせで試す人もいる仕上がりを重視するなら相談
爪が引っかかる深い傷向かない相談する
ドアのふち、プレスライン、角の傷向かない(塗装が薄くなりやすい)相談する
塗装の色あせ・クリア層の剥がれ向かない相談する
つや消しの塗装・ラッピング向かない相談する
コーティングを施工している膜を削ることになる施工店に相談する
自分で磨くかお店に頼むかを傷の状態で分けた判断の図解

磨く前に確かめたいこと

磨く前に、本当に傷なのか、汚れなのかを見分けておきましょう。

水垢や鉄粉、ワックスの残りが、傷のように見えていることもあります。まずはていねいに洗車して、それでも残るかを見てみてください。

浅い傷の目立たなくし方は、洗車傷の消し方|浅い傷を自分で目立たなくする手順で紹介しています。

磨いた後の水はじきは変わる

磨くと、塗装の上に乗っていたワックスやコーティングの膜も一緒に削れます。

『磨いたら、水を弾かなくなった』というのは、膜が無くなったからのことが多いんですね。磨いた後は、保護剤やコーティングをかけ直す前提で計画しておきましょう。

初めてポリッシャーを使う時の手順と注意点

先に結論

初めて使う時は、ていねいな洗車と鉄粉取りで表面をきれいにしてから、目立たない所で試すのが基本です。バフは寝かせて当て、同じ所に止めないことを意識すると、磨きすぎを防ぎやすくなります。

いきなりボンネットの真ん中から始めるのは、ちょっと勇気がいりますよね。

初めてポリッシャーで磨く時の流れを順番に示した図解

次の順番で進めてみてください。

ポリッシャーで磨く流れ
  1. ていねいに洗車して、砂やほこりを落とす
  2. 鉄粉を取り、表面のザラつきを無くす
  3. ゴムや樹脂、ふちをマスキングテープで守る
  4. 目立たない所で、弱い組み合わせから試す
  5. バフを寝かせて当て、ゆっくり動かし続ける
  6. 磨いた所を拭いて、明るい所で仕上がりを確かめる
  7. 保護剤やコーティングで表面を守る

鉄粉の取り方は、鉄粉除去のやり方|粘土とケミカルの使い分けと順番で紹介しています。

角やふちには当てない

ドアのふちやプレスラインは、塗装が薄くなりやすい場所です。

バフの端が当たると、一気に下地が見えてしまうこともあります。マスキングで守り、平らな面だけを磨くようにしましょう。

熱を持たせない

同じ所でポリッシャーを止めると、塗装が熱を持ちやすくなります。

炎天下や、ボディが熱い時の作業は避けて、日陰で進めるのが安心です。

よくある失敗
  • 汚れや鉄粉が残ったまま磨き、かえって傷を増やす
  • 最初から強いバフと粗いコンパウンドを使う
  • 同じ所に止めて、塗装を削りすぎる
  • 角やふちにバフの端を当てる

作業する場所を決めておく

ポリッシャーの作業は、思ったより時間がかかります。

屋根のある明るい場所で、ボディが熱くならない環境が理想です。自宅で作業する時は、音が出ることも考えて、時間帯にも気を配りましょう。

洗車場で磨いてもいい?

セルフ洗車場でポリッシャーを使っていいかは、施設ごとの決まりによります。

掲示が無くても、音やコンパウンドの飛び散りでほかの利用者の迷惑になることもあります。使う前に、施設の掲示や管理者に確かめておきましょう。

洗車のポリッシャーについて知恵袋でよくある相談

先に結論

知恵袋では「素人でもきれいに仕上がる?」「洗車場で磨いていい?」という相談がよく読まれています。答えは、弱い組み合わせで目立たない所から試すこと、施設の決まりを確かめることです。

ここでは、洗車のポリッシャーについて多く読まれている相談を要約して紹介します。

「洗車の素人でも、電動ポリッシャーできれいに仕上がる?」

洗車は好きだけれど磨きは初めて、という人が、電動ポリッシャーでそれなりに仕上がるか聞いている相談です。

回答では、「きれいになる」という声と、「最初は練習が必要」という声の両方が見られます。

結論としては、穏やかな動き方の物と弱い組み合わせを使い、目立たない所で練習してから広げる人が多いです。深い傷や角は、無理せずお店に任せましょう。

「夜中の洗車場で、充電式ポリッシャーで磨いてもいい?」

人の少ない夜中の洗車場で、充電式のポリッシャーを使って磨いていいか、という相談です。

例えば、こんなやりとりをしておくと安心ですよ。

「磨きの作業をしても大丈夫ですか?」

「洗車スペースでの磨きはご遠慮いただいています。決まりは掲示を見てください」

答えは、施設の決まりしだいです。禁止と書かれていなくても、管理者に確かめてからにしましょう。

「ポリッシャーで傷を消した後は、水をはじく?」

コンパウンドで傷を消した後のボディは水をはじくのか、という相談です。

磨くと表面の膜も削れるので、水はじきは弱くなることが多いです。磨いた後は、保護剤やコーティングをかけて表面を守ってあげてくださいね。

傷が気になってきた時の考え方

乗り続けるか迷った時に

磨いても傷やくすみが気になる時は、自分で直し続けるより、今の車との付き合い方を見直すタイミングかもしれません。

『自分で磨けば、売る前にきれいにできるかも』と考える方もいますよね。

ただ、小さな傷を自分で直そうとして、かえって範囲を広げてしまうこともあります。売る前の傷は、無理に直さずそのまま見てもらうほうがいい場合もあるんです。

傷の直し方と売る時の考え方は、洗車傷や小さな傷は査定で減額される?直してから売るかの判断で紹介しています。

買い替えを考え始めたら、下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをしておくと状態を見てもらいやすく、複数の店の査定額を比べると今の車の相場もつかみやすいですよ。修復歴や不具合は、査定の時に正直に伝えておきましょう。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

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よくある質問

洗車のポリッシャーは初心者でも使えますか?

穏やかな動き方の物と、やわらかめのバフ・細かいコンパウンドの組み合わせから始める人が多いです。目立たない所で練習してから広げましょう。

ポリッシャーで深い傷は消せますか?

爪が引っかかるような深い傷は、磨くと塗装を削りすぎるおそれがあります。お店で状態を見てもらうのが安心です。

コーティングした車をポリッシャーで磨いてもいいですか?

磨くと膜も削れます。施工店に相談してから決めましょう。

磨いた後は何をすればいいですか?

表面の膜が無くなっていることが多いので、保護剤やコーティングで守ります。使う物は製品の説明書に沿って選んでください。

磨く作業はどのくらい時間がかかりますか?

車の大きさや傷の状態、慣れによって大きく変わります。初めての時は、ボンネットだけなど範囲を決めて、時間に余裕のある日に始めてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • ポリッシャーは塗装の表面を削って整える道具で、削った所は戻らない
  • 初めてなら穏やかな動き方と、弱いバフ・細かいコンパウンドから
  • 深い傷、角やふち、つや消しの塗装はお店に相談する
  • 洗車と鉄粉取りをしてから、目立たない所で試す
  • 磨いた後は保護剤やコーティングで表面を守る
  • 手放す時は無理に直さず、下取りと買取店の査定を比べる
洗車ガイド

洗車ガイド 編集部

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