当サイトは国土交通省・環境省・国民生活センター・国税庁など公的機関や業界団体の公開情報と、一般的な洗車・車の手入れの方法をもとに編集部が独自に執筆しています。特定の洗車場・店舗・商品を勧めるものではありません。洗車機や洗車場の設備・料金・コーティングの施工内容はお店によって異なります。洗剤やコーティング剤は製品の説明書の使い方を確かめてから使ってください。記事内には広告を含む場合があります。
車検の予約を入れたあと、『洗車してから出したほうがいいのかな』『車検のついでに洗ってもらえるのかな』と迷う方は多いはずです。
結論から言うと、車検洗車をしてくれるかどうかはお店ごとに違います。予約の時に「洗車が入っているか」を聞いておき、窓・ライト・タイヤまわりだけは自分で汚れを落としておくと安心ですよ。
この記事では、車検前に洗っておく場所と、お店への確かめ方を紹介しますね。
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車検で洗車はしてもらえる?まず結論
車検の時に洗車してくれるお店もあれば、洗車は別メニューのお店、洗車をしないお店もあります。「車検洗車してくれるか」は、予約の時にお店へ直接聞くのがいちばん確実です。
車検のあと、車がきれいになって戻ってきた経験がある方もいますよね。
実は、あれは車検そのものの手続きではなく、お店が付けているサービスや作業なんです。
車検は、国の基準に合っているかを検査する手続きです。洗車は検査の項目ではないので、するかどうかはお店の方針で決まります。
お店のタイプで違う洗車の扱い
| 車検を頼む先 | 洗車の扱いでよくある形 | 予約の時に聞きたいこと |
|---|---|---|
| 販売店(ディーラー) | 車検のあとに洗車して返すお店がある | 洗車は料金に入っているか、手洗いか洗車機か |
| 車検専門店 | 店ごとに違う。オプションのこともある | 洗車は無料か有料か、断ることはできるか |
| ガソリンスタンド | 洗車機があり、洗車メニューを付けられることもある | 車検の料金とは別に洗車代がかかるか |
| 整備工場 | 洗車をしないお店もある | 引き取りの時の状態(洗車なしでよいか) |
| カー用品店 | 店ごとに違う | 洗車サービスの有無と内容 |
表は「よくある形」で、同じタイプのお店でも中身は違います。料金や内容は、見積もりの時に確かめてみてください。
『自分で洗っておけば、洗車代はかからない?』
車検で洗車代を請求されて驚いた、という声もあります。
そう思うのは自然です。ただ、洗車がセットの料金に入っているお店では、事前に洗っても料金は変わらないこともあります。
洗車が別料金のお店なら、「洗車はいりません」と伝えれば外してもらえることが多いです。見積書に洗車の項目があるか、まず目を通しておきましょう。
洗車してから車検に出すのはマナー?
洗車してから車検に出さないといけない決まりはありません。ただ、窓・ライト・ナンバー・タイヤまわりが汚れていると見えにくい所があるので、そこだけはきれいにしておくと話が早いです。
『ピカピカでもないけど、汚れてもいない。このままで失礼じゃない?』と気になりますよね。
普段どおりに乗っている状態なら、そのまま出して困ることはほとんどありません。
汚れが気になるのは「検査で見る所」
車検では、窓ガラスやライトなど、基準が決まっている所を見ます。
例えば、前面ガラスと運転席・助手席の窓は、運転に必要な視野の範囲で可視光線の透過率が70%以上あることが基準です。汚れそのものの基準ではありませんが、ひどく汚れていると確認しにくくなります。
ヘッドライトについても、国の基準に「レンズ面が著しく汚損していないこと」という一文があります。
令和8年8月1日から、ヘッドライトの検査は全車ロービームで計測する形に移っています。国の案内では、計測で合わない例として「レンズ面のくもり」が挙げられています。ただし、レンズを磨けば合格するとは限らないとも書かれています。
中が散らかっている時は片付けを
車内に物がたくさん積んであると、整備の時にじゃまになることがあります。
トランクの荷物や、足元に置いた物は、出す前に降ろしておくと安心です。
「トランクの荷物、そのままでもいいですか?」
「点検の時に出し入れすることがあるので、降ろしておいていただけると助かります」
こんなやり取りになることもあるので、予約の時に一緒に聞いておくといいですね。
車検前に自分で洗っておく所のチェックリスト
車検前は、車全体をピカピカにするより「見る所」を優先して汚れを落とすのがおすすめです。窓・ライト・ナンバー・タイヤとホイールまわり・ワイパーの5か所を押さえておきましょう。
『全部洗う時間はないけど、どこを優先すればいい?』という方も多いはずです。
ここでは、検査や点検で見られやすい場所を中心に、自分で洗っておく所をまとめました。
- フロントガラスと運転席・助手席の窓の汚れや油膜を落とす
- ヘッドライト・テールランプ・ウインカーのレンズの汚れを拭く
- 前後のナンバープレートの泥や虫の汚れを落とす
- タイヤとホイールまわりの泥を流し、溝にはさまった石を取る
- ワイパーのゴムと、ガラスに当たる部分の汚れを拭く
- 車内の荷物を降ろし、足元のごみを片付ける

窓ガラスとワイパー
窓ガラスは、外側の汚れと内側のくもりの両方を見ておきましょう。
ワイパーは、国の日常点検でも「ウォッシャ液がきれいに拭き取れるか」を見る項目があります。拭きムラが出るなら、ゴムが傷んでいるかもしれません。
ワイパーのから拭きはガラスを傷つけるので、ウォッシャ液を出してから動かすよう国の案内にも書かれています。
ライトとナンバー
ライトのレンズは、虫や泥がこびりつきやすい場所です。
日常点検では、ランプが点くかに加えて「レンズの汚れや損傷も調べましょう」と案内されています。車を降りて、前後を一つずつ見てみてください。
ナンバープレートの汚れも、やわらかいスポンジとカーシャンプーで落としておくと安心です。
タイヤとホイールまわり
タイヤは、亀裂や傷、刺さった釘や石がないかを見る場所です。
泥がたくさん付いていると見えにくいので、水で流しておくといいですよ。溝の深さは、スリップサインで確かめられます。
国の案内では、スリップサインは溝の深さが1.6mm以下になると現れ、現れたらタイヤを交換するよう書かれています。洗った時に一緒に見ておくと、車検前にあわてずに済みます。
ホイールまわりの洗い方は洗車機のホイール洗浄・タイヤ洗浄は必要?でも紹介しています。
車検に出す前の洗い方とタイミング
車検前の洗車は、出す日の数日前までに済ませておくと余裕があります。時間がない時は、洗車機と手での部分洗いを組み合わせるのが手早い方法です。
『前の日に洗えばいいかな』と思っていても、雨や用事で洗えないこともありますよね。
車検は、有効期間が切れる2か月前から受けられます。予約が取れた時点で、洗う日も一緒に決めておくと安心です。
時間がある時・ない時の洗い方
| 使える時間 | おすすめの洗い方 | ひと言 |
|---|---|---|
| ゆっくり洗える | 手洗いで全体を洗い、窓とライトを丁寧に仕上げる | 傷や不具合にも気づきやすい |
| 少し時間がある | 洗車機で全体を洗い、窓・ライト・ナンバーは手で拭く | 見る所だけ手をかける |
| ほとんど時間がない | 窓・ライト・ナンバーだけ拭き、タイヤまわりの泥を流す | 最低限の「見る所」だけ |
洗車場を使う時の流れはセルフ洗車のやり方、場所の選び方は洗車場の種類と選び方で紹介しています。
- 予約の時に、お店で洗車をしてくれるかを聞いておく
- 洗う日を決め、天気を見て日陰の時間帯を選ぶ
- 車全体を上から下へ洗い、タイヤまわりの泥も流す
- 窓・ライト・ナンバーを手で拭き上げる
- 車内の荷物を降ろし、足元のごみを片付ける

洗いながら傷や不具合を見ておく
洗車は、車の状態を近くで見るいい機会です。
ライトが点くか、タイヤに亀裂がないかを見ておくと、車検で指摘されそうな所に先に気づけます。
国の日常点検の案内でも「少しでも変だなと感じたら、整備工場などで点検整備を受けて」とされています。気になる所はメモしておき、車検を頼む時にお店へ伝えておきましょう。
下回りの泥が多い時
雪道や砂利道をよく走る車は、下回りに泥が付いていることがあります。
凍結防止剤が車を錆びさせるかは、国交省も「濃度に依存するので一概に判断できない」としています。気になる時は、洗車機の下部洗浄や、お店への相談を考えてみてください。
車検の時にすすめられる洗車やコーティングの考え方
車検の時に、洗車のグレードアップやコーティングをすすめられることがあります。車検に必要な作業ではないので、内容と料金を聞いてから、必要なものだけ選べば大丈夫です。
見積もりの時に『コーティングもいかがですか』と言われて、迷った経験がある方もいますよね。
実は、車検コーティングと呼ばれるメニューは、車検の合否とは関係ない「手入れのサービス」なんです。
- 車を預ける日にまとめて済む
- 自分で洗う時間が取れない時に助かる
- 仕上がりをお店の人に確かめられる
- 料金がいくらで、何が含まれるか
- どのくらい持つかは製品と使い方で変わる
- 断っても車検には関係ないこと
頼む前に聞いておきたいこと
コーティングの持ちは、製品・施工・保管場所で違います。「何年もつ」と聞いた時は、その条件も一緒に確かめておきましょう。
- どんな種類のコーティングか
- 手入れの方法と、洗車機に入れてよいか
- 料金の内訳(洗車・下地処理・施工)
手入れの方法は、お店の説明や製品の説明書で確かめておくと安心です。
タイヤの艶出しは好みで決める
車検のついでの洗車で、タイヤに艶出し剤を塗ってくれるお店もあります。
『タイヤにワックスを塗られて困った』という声もあるように、好みが分かれる作業です。艶出しがいらない時は、預ける時に「タイヤには何も塗らないでください」と伝えておきましょう。
よくある相談:車検と洗車で迷う声
ここでは、ネットの相談サイトに寄せられている車検洗車にまつわる声から、よく見られるものを要約して紹介します。
相談1 洗車してから車検に出すのがマナー?
汚れてはいないけれどピカピカでもない、洗ってから出すべきか、という相談です。
洗ってから出す決まりはありません。窓・ライト・ナンバーの汚れを拭いて、車内の荷物を降ろしておけば十分です。
相談2 車検のあとに洗車してくれるのは販売店だけ?
車検後に洗車してもらえるのは販売店だけなのか、ほかのお店ではしないのか、という相談です。
販売店以外でも、車検専門店やガソリンスタンドで洗車してくれることはあります。ただ、サービスに入っているか、別料金かはお店次第です。
ディーラーで洗車だけ頼む時の考え方はディーラーで洗車だけ頼める?で紹介しています。
相談3 事前に洗っておけば、洗車代はかからない?
車検で洗車代を請求されたので、次は自分で洗っておけば請求されないか、という相談です。
『洗っておいたのに、また洗車代?』となると、もやもやしますよね。
洗車が料金に組み込まれていると、自分で洗っても金額は変わらないことがあります。見積もりの段階で「洗車は外せますか」と聞いておくのが近道です。
車の手入れが負担になってきたら
車検は、今の車をこの先どうするか考えるきっかけにもなりますよね。
手入れを続けても傷や塗装の傷みが目立ってきた、洗車や車検の手間や費用が負担になってきた、という時は、乗り換えを考える方もいます。
その場合は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。売る前に洗車と車内の片付けをしておくと状態を見てもらいやすく、先に今の車の相場を知っておくと判断しやすいです。売る前の洗車については車の査定前に洗車はするべき?で紹介しています。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
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よくある質問
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汚れたまま車検に出すと、不合格になりますか?
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別料金のお店なら、断れることが多いです。セット料金に入っている場合は、外せるかどうかを見積もりの時に聞いてみてください。
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窓ガラスの基準は、運転に必要な視野の範囲で透明で、可視光線の透過率が70%以上あることです。撥水剤が基準に合うかを名指しした国の案内は見つかっていないので、製品の説明書を確かめ、気になる時はお店に聞いてみてください。
まとめ
車検で洗車してくれるかは、お店ごとに違います。予約の時に洗車の有無と料金を聞き、窓・ライト・ナンバー・タイヤまわりだけは自分で汚れを落としておくと安心です。洗車の進め方の全体は洗車の基本にまとめています。
- 車検洗車をしてくれるかは、お店のサービス次第
- 洗ってから出す決まりはないが、見る所はきれいにしておく
- 窓・ライト・ナンバー・タイヤまわり・ワイパーを優先して洗う
- 車検の時のコーティングは必要な作業ではないので、内容と料金を聞いて選ぶ
- 預ける時に、タイヤの艶出しなどいらない作業は伝えておく





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